田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

DSC 301 HD

この3月から、これまで色々後回しにしてきたことを1つずつこなしていくことにした。手始めにDSC 301 HDを設置。

DSC 301 HDはExtron製の画像コンバーター。レトロPC界隈では15k,24kHzRGBをHDMIでモニターに出力する用途が定番で、元々定価14万超えの業務用機材だが、オークションなどで今は中古が1.5~2万程度で手に入る。自分は2年ほど前にeBayで購入し放置していたのだった。

さて、この度設定アプリをダウンロードしPC-9801FAと4Kモニターを接続、思い切って電源を入れてみたところ、端が切れるもののあっさりと表示そのものはできた。詳細な設定をしないと何も映らないのではと覚悟していたが、いきなり壁を越えて拍子抜け。
その後PCの設定アプリ側からひとまず1920x1200で自動調整すると、4Kモニター一杯にきちんと画面が収まるようになる。16:10が無理矢理16:9に引き延ばされている状態だ。そこで4K+のモバイルモニターを引っ張り出して表示したのがこちら。

なんかもうこの時点で目標達成出来てしまった。ハーフグレアかつスムージングで適度なぼやけがあり、ブラウン管に表示した感じとかなり近い。手持ちのモニターは13.4インチと若干小さいが、最近出ている16インチなら当時の体験とほぼ同じになるのではないだろうか。素晴らしい。

ただこれで終了だと少し能が無い気がしたので、リビングのTVにも繋げられるように4K出力の設定を簡単にやってみる。

縦基準でアスペクト比が合うように横ピクセル数を調整、センタリングしただけ。アプリの円が真円になっていない気もするが、計算は一応これで合っている…はず。

これでリビングの4K有機EL65インチにてVA版ソーサリアンだろうが、98版同級生2だろうがプレイし放題になった。やらないけど。

というわけで、24kHz対応モニターの旅もこれで終わりかな。中古をこれ以上確保するよりはDSC 301 HDを買い足す方が建設的だ。