田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

PC-9801のHDD復旧

PC-98のHDD復旧が大体完了したが、転送で調子が悪かった原因はファイラーであるFMとSCSIの相性のようだ。エミュやPC-9821Cx13では問題無かったので疑いもしなかったのだが、まさかと思いFILMTNにしてみると症状がピタリと止んだ。なんてこった、故障と思っていたMOが実は快調だったなんて。

そしてさらに変換番長PROの転送速度が激遅になる問題も発覚。これはネット上で指摘している人がいたものの、まさかCFが最悪FDD並に遅くなるなんて想像できるわけがない。100MB程度のコピーに2h近くかかり、途中思わず寝落ちしてしまった…。回避策はHDDイメージファイルを小分けにするしかないのだが、そうなるとMOと比較してイメージ操作する分面倒なだけだ。うっかり2枚も買ってしまったが、正直もう使い道が無くなってしまった。重ね重ねなんてこった。

FILMTNは久々に使ったため最初のうちは違和感が凄かったものの、カスタマイズがてら小一時間も触ると昔の感覚を取り戻すことが出来た。学生時代からDOS環境はずっとこれだったし結構体が覚えているもんだなぁ。FAT16オンリー環境なのでSからのWとか気兼ねなくやれるしちょっと快感。

PC-9801のSCSI HDD

間違えて初期化したPC-9801FAの内蔵HDD(旧変換番長)を復旧するついでに、調べて色々とやった結果を書いておく。

  • セクタ長は512。256はSASIとかすごく初期の内蔵SCSIらしい。
  • FAT16の限界は2GB。なのでDOSオンリー環境は1パーティションあたり2GB。
  • PC-9801SCSI HDDは8GBの壁があるとのことだが、変換番長PROは4GB。これはCFをFAT32でフォーマットするため。なんてこった。
  • SCSI IDが若い方にまともなブート領域が無いと、メモリカウント後になぜかハングアップする。FDD起動ならいいのかもしれない。
  • 旧変換番長には98番長モードがあり、オクで売られているものは大体このモードと合わせて0.5GB+1GBx3構成。が、これはDOS3や5を想定しての事か。MS-DOS6.2ならこの分け方じゃなくても良い。
  • PC-98はアクティブ領域4つまでとあるが、これがどうもうまくいかない。旧変換番長のSCSI0~3、変換番長PROのSCSI4でSCSI3をスリープにしても、SCSI4からは起動失敗しSCSI0からブートしたあとは見えない。なんでや。
  • 旧変換番長は4GBのCF利用時、あえて4GB制限しないとブートできなかった。なんでや。
  • 変換番長PROは4GBの仮想HDDファイルで同じように2パーティション切ろうとすると、2つ目で失敗する。ただこれは元のHDDファイル作成でしくじっている可能性が高い。
  • 旧変換番長は上記の状態で2GB+1.9GBの2パーティション構成は可能。
  • プラシーボかもしれないが、HDDのアクティブ領域を3つにした状態ではMOの転送失敗は起きないように見える。え、今更ウソだろお前…。
  • 上記に合わせて、階層ディレクトリのコピー中にエラーやハングアップ、リセットがかかるのはファイラー(FM)と変換番長PROの組み合わせのせいかもしれない。変換番長同士でも起きるし、単一ディレクトリコピーは今のところ失敗していないような。マジか。FMはシロ。そりゃそうか。
  • 上記はメモリ、CPU(コプロセッサ)ではない。それらを抜いても発生する。基板の修復失敗は無いと思いたい。
  • np21wの86ボード+ちびおとは普通に動作、演奏できた。音色は本物と若干異なり、メリハリが少ない感じ。実はこれが正しい音かも。
  • 変換番長PROより旧変換番長の方が倍くらい速い。まぁどちらも元々の内蔵HDDなんかよりダントツで速いので大した問題ではないが。

なんとも歯切れが悪い内容だが、それでも概ねHDDの復元は完了した。旧変換番長を2GB+1.8GBで内蔵、変換番長PROを2GBで外付けという、実に微妙な構成になってしまった。
たまに発生する転送失敗はファイラーを疑っているものの、紆余曲折あってFMにたどり着いたので、今更FDやFILMTNに戻るのも迷う。何が理由で乗り換えたんだっけか。FAT32か?うーん、どうしたもんかな。

会社PC新調

会社のPCを新調させてもらった。古いのは6年ちょいになるが、まぁ替え時としては頃合いだろう。Windows11には出来ないし。

今回は初めてRyzenノートを選んだ。AMDノートは15年ほど前に手痛い失敗をしているが、今回は満を持してだ。8Cというのは正直自分の業務レベルなら十分過ぎる。fHDという解像度はまぁ安いビジネスモデルだからやむを得ない。高解像度2in1も選択肢にあったが、納期と価格の都合でだめだった。ここはどうせ外付けキーボードとモニターを使うからと割り切った。

その外部モニターは老眼対策で27インチ4kを2枚とした。おかげで自宅のリモートワーク環境とほぼ同一となり、老眼鏡無しで1日仕事ができるようになった。実はCPU性能よりこっちを重視してたりする。寄る年波には勝てない。
ちなみにRadeonドライバはWindows謹製でなく、ちゃんとAdrenalin Editionが入っていた。インテルのようにType-Cハブ経由でのHDMI出力でハマることもなく、実に快適に配置換えと抜き差しができる。事前に買ってQV1で使えなかったハブも無駄にならなくて良かった。やっぱThunderboltなんていらん子だったんや…。

というわけで、ようやく私物のCF-QV1を自宅に持ち帰る算段が付いた。なんだかんだで1.5年フルに仕事なんぞに使ってしまったが、これからは完全に趣味のPCにするのだ。背景をチャラくして、エミュとゲームをたんまり入れて、FS-A1Fと記念撮影してやろう。

98のHDDを飛ばす

うまく認識してくれない変換番長PROをどうにかして使えるようにと弄っているうちに、内蔵HDD側の起動ドライブを間違えて初期化、フォーマットするという間抜けを犯してしまった。

この手の作業あるある過ぎて今更語ることはないが、ともかくショックがでかい。昨年春から夏にかけてかなりの時間を掛けて構築したのに…。しかもHDDを飛ばしてから唐突に変換番長PROがうまく動作しない原因に思い当たった。アクティブ領域が5つ以上になるのでそりゃダメだわ。なんかブート領域数とごっちゃになってたな。

そしてさらにショックがでかい事に、物置から2台目の変換番長PROが出現。どうやら内蔵HDDを差し替えるつもりで秋頃手に入れていたらしい。これについての記憶がないのが怖いが、購入履歴はウソをつかないし。

とりあえずやっとこさ入手したドラゴンナイトの起動確認をして、ちょっとだけ気を落ち着かせた。まぁやっちまったものは仕方が無いし、無駄金も戻ってこない。これを機にエミュ側でイチから環境を整えて、内蔵の初代変換番長をPROと差し替えることにする。元々それがしたくてごそごそやってたわけだし。ちょっと横着するつもりが酷いことになったが、まぁ久々に内蔵カゴをバラすきっかけにはなっただろう。頑張るか…。

FM-PAC入手

FMパナアミューズメントカートリッジ、通称FM-PACを入手した。長いことヤフオクで眺めていたが、結局即決のメルカリで落札。

何はともあれまず動作確認だが、こちらは拍子抜けする位に普通に動いた。内蔵ソフトのBGMは音割れなどの異常もなく綺麗に鳴った。

続いてMGSファイルの再生。SD-Mapperと機種の相性なのか、MGSELを立ち上げるとハングアップやリセットになり往生したものの、MGSPを利用することで快適に。コントローラーで操作できるとか割と感動。これでA1F、FM-PAC、連射コントローラーと昔持っていたパナソニック3種の神器が揃った。しかし35年前はこんな遊び方、想像もしていなかったな。

久々に動かしたA1Fの方も今のところ特に異常はなさそうで安心。といっても今回FDDを全く使わず、SDカードでデータのやりとりをしてしまったのだが。あとでBIOS吸い出しで確認しておこう。FM-PACの内蔵電池も替えるべきだろうが、こちらは利用する可能性は低いので当面放置か。

次は落札後に放置していたゲームやら、エミュ環境の構築か。少し前にopenMSXでA1Fの再現までは出来たものの、ほぼこれで力尽きてしまった。週末に向けてゆっくりやろう。

細々な事

なんか細かい色々なことで忙しくストレスが溜まる日々。

仕事は今週半期に一度の報告があり、急遽新人君も参加することになったのでそれが酷い負荷になっている。通常なら前日までに半徹して資料を作成する感じなのに、今回は新人君の指導をする都合で、土日を潰して前倒しで準備する羽目になった。毎回言ってるがこの行事、本当に無くなってほしい。
他になぜか今週に集中して試作品が大量納入されたり、突発の修理案件が出来たりと、こっちの様子を誰かが伺って嫌がらせしてるんじゃないかと疑うほどの状況。もうどうやっても全部は無理なので、とりあえず適当に後回しにしてやるしかない。

そんな中、五つの試練の運営からメールが来た。メールまではNDAの範囲外との事だから書くが、αテスターの依頼だった。が、これに返信をしても何の反応も無い。数日待ってもう一度返信したものの同じ。どうも自分のメールが届いていないのか、見られていないのか、何かの事情でテスター対象外とされたのか。
とにかく反応が無いのは非常にモヤモヤするし、迷惑メールに振り分けられたとかならあまりにも残念過ぎる。最初のメールも宛名が間違っていて再送されてきた位だから、向こうが気付くことも永遠に無い気がしてもう絶望的。忙しい日々の癒やしになるかと思ったのに、余計なところで逆にストレスが溜まってしまった。

そんなわけで今度の週末こそは一旦仕事とWizを忘れて、レトロPCとレトロゲームにガッツリ時間を使おうと思う。PC-98SCSIボード交換と、サターンを引っ張り出してのゲームかなぁ…。

MSI Radeon RX 7900 XTX GAMING TRIO CLASSIC 24G

ようやく7900XTXを入手。MSI製品を待っていたらこの時期になってしまった。

結論から言うと、待った甲斐はあったかなと思う。リファレンスクロックのオリジナルファンという手堅い構成かつ、他社より低価格で入手性も中々良かった。

写真は無いが、微妙な所としては補助電源が8Px3というところと、付属ステーが相変わらずMSIケースと相性が悪い辺りか。ライザー基板で縦置きにすれば良かったと後悔。

温度、静音性は完璧。アイドル時はこの季節どれもこんなもんだと思うが、3DMark動作時も90℃くらいでうまくコントロールしてくれている。ファン音は簡易水冷の奴にかき消されて聞こえないくらい静かだ。

Time Spyスコアはこんな感じ。GPUスコアは6900XTのちょうど1.5倍なのでまぁ普通。正直手持ちのゲームだともう6900XTとの差を感じられない位速い。スタマスも4K100%レイトレ有最高設定で60Hzにずっと張り付く。ゲーミングモニターでガチのプレイをしないなら、もう性能的に飽和してしまっている感じだ。

そんなわけで単にコスパの悪い、AMD,MSI揃いの自己満足でしかないPCになってしまったが、ひとまずこれでメインのデスクトップは完成だ。この機会にようやくMystic Lightの設定もしっかりとやり、当面ケースを開けることもないと思う。つか、LEDボタン長押しでマザーと連動なんて気づかんよ普通。

あとは積んだゲームをちまちま消化しないとな…。