田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

自宅サーバーPCの更新

あるPCショップのポイント1.3万円分が3月頭に消失することと、スカパー!のスターデジオが月末に放送終了することから、今まで書斎(ファイル共有&録音)と自室(録画)に分かれていたサーバーを大きいケースで1台にまとめることにした。

購入したのはP101Silent。割と古いがミドルケースとして定番のもの。5インチ1、3.5インチ8、2.5インチ2台というアホみたいな搭載数が決め手となった。他にPCIeSATA拡張カードを1枚と長めのL型SATAケーブルを6本、PCIe延長ケーブルなど。中身のPCパーツはリビングPCのMATXマザーと3950Xを可能なかぎり流用。

さて。1週間ほどグダグダやってようやく先週からまともに稼働しはじめたが、とにかく組み付け上のミスがひどかった。そもそもMATXでスロットに余裕が無いのに、手持ちすべて2スロット以上のビデオカードというのが間違い。SATAカードをNVMeにしとけば良かった。
で、この物理的な問題が解決したあとは、gnomeが勝手にサスペンドしたり、うっかりファイルのHDD移動でcpを叩いてしまったり、猫のSW押しでシャットダウンしたりとまたしょーもないトラブルで時間を消費。疲れた…。

まぁ苦労の甲斐あってか、新サーバーはデカすぎることを除けばパワフルかつ静音で、性能に関しては文句のつけようがない。消費電力的にも3950Xは65W駆動で、中途半端な性能で2台運用よりずっと効率が良い。ケースのHDDベイは手持ちのHDDですべて埋め、容量的にもかなりの余裕が出たので、これを機にAT-XNHKNHK-BSは全録設定でChinachu運用を始めた。1日およそ450GB程度、おかしな負荷も無く粛々と番組を溜め込む姿にちょっと感動している。

ちなみに書斎旧サーバーを新サーバーに置き換える作業が地味にきつかった。ステンレスラックの段を組み替えるのに、ルーターやらなんやらを一式外し、20kgを超えるPC本体を移設したためだ。あと少し高さが低いケースを選べばこんな苦労は無かったはずで、ぶっちゃけスタートから選択ミスだったというオチ。なんてこった。

DSC 301 HD

この3月から、これまで色々後回しにしてきたことを1つずつこなしていくことにした。手始めにDSC 301 HDを設置。

DSC 301 HDはExtron製の画像コンバーター。レトロPC界隈では15k,24kHzRGBをHDMIでモニターに出力する用途が定番で、元々定価14万超えの業務用機材だが、オークションなどで今は中古が1.5~2万程度で手に入る。自分は2年ほど前にeBayで購入し放置していたのだった。

さて、この度設定アプリをダウンロードしPC-9801FAと4Kモニターを接続、思い切って電源を入れてみたところ、端が切れるもののあっさりと表示そのものはできた。詳細な設定をしないと何も映らないのではと覚悟していたが、いきなり壁を越えて拍子抜け。
その後PCの設定アプリ側からひとまず1920x1200で自動調整すると、4Kモニター一杯にきちんと画面が収まるようになる。16:10が無理矢理16:9に引き延ばされている状態だ。そこで4K+のモバイルモニターを引っ張り出して表示したのがこちら。

なんかもうこの時点で目標達成出来てしまった。ハーフグレアかつスムージングで適度なぼやけがあり、ブラウン管に表示した感じとかなり近い。手持ちのモニターは13.4インチと若干小さいが、最近出ている16インチなら当時の体験とほぼ同じになるのではないだろうか。素晴らしい。

ただこれで終了だと少し能が無い気がしたので、リビングのTVにも繋げられるように4K出力の設定を簡単にやってみる。

縦基準でアスペクト比が合うように横ピクセル数を調整、センタリングしただけ。アプリの円が真円になっていない気もするが、計算は一応これで合っている…はず。

これでリビングの4K有機EL65インチにてVA版ソーサリアンだろうが、98版同級生2だろうがプレイし放題になった。やらないけど。

というわけで、24kHz対応モニターの旅もこれで終わりかな。中古をこれ以上確保するよりはDSC 301 HDを買い足す方が建設的だ。

VMwareの音割れ対策

仕事絡みでVS2008を自宅PCにインストールしたかったのでVMwareを久々にインストール、XPを起動したところ、サウンドが酷い音割れでストレスが半端なかった。

週末含め3日ほど色々試し、最終的にWindows11のレジストリに下記を追加することで解決。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\kernel] "GlobalTimerResolutionRequests"=dword:00000001

この問題はWindowsホストでXP以前のWindowsを利用する際に発生する。手持ちのPCではWindows11のAMD自作PCAMDノートPC、IntelノートPCすべて、VMware Workstation16,17どちらでも、Windows2000,XP共に症状が出た。なお昨年まで2年ほどDebian11ホストでこれらのWindowsを利用した際は一切問題が出なかった。

根本原因はWindows側のタイマー仕様が近年大幅変更された事らしい。一見大問題のように思えるが、そもそもWindowsホストでサウンドを伴うWindowsデスクトップを動かす用途は限られるので放置もやむを得ないかもしれない。VS2008なんて音関係無いし、職場PCは大体ミュートしてるし。ど真ん中ストライクなのは古いエロゲを遊ぶおっさんだけだろう。なんてこった、ついでに痕なんか起動しなきゃ良かった。

そんなことをしている内に、裏庭のさくらんぼの木が開花してしまった。

早咲きの桜もあちこちで開花しているが…まだ2月だよ。季節感ゼロすぎる。今年は一体どうなってしまうのか。

追記

Windows98SEもここのFDイメージで起動してパッチを当てることで、AMD CPUでもまともに起動するようになった。

ただPiaキャロ2やWHITE ALBUMみたいなCDDAと同期を取るOPは軒並み狂った動作をする。対策方法はありそうだが、当面VMならCF-RZ6最強なのは変わらず、Windows98実機もお払い箱にはならないようだ。

チョコとPi5

嫁さんと娘からのチョコ。

今時田舎でもこんなのが手に入るらしい。なお「デカい量産型とどちらにしようか迷った」とのこと。迷うのそこなんだ。

あとはこちらを入手。Raspberry Pi5 4GB版。

早速PiOSをSDカードに入れて4Kモニタ接続で起動。一昔前のノートPCにLinuxを無理矢理インストールした操作感で、キビキビした印象は無いものの動画含め一通りデスクトップとして必要な機能は動作する。1万円の1ボードマイコンもとうとうここまで来たか。

せっかくなのでPi5はWebアプリ試作用のサーバーにしてやろうと思うが、先週からとにかく花粉症がひどくて今日は断念。自宅周辺の何かに反応するらしく、ニワトリの餌やりや通勤で庭に出るだけでダメ。今のところ会社で仕事をしている間は比較的マシなのが救いだが、休日に体が休まらないのは厳しい。

そういえばPi5用とあったので適当に買った電源だが、USBコネクタがCでなくMicroだった。いきなりゴミになってしまった。あといつの間にか3年前に買った4Kモバイルモニターが焼き付きみたいな故障をしててガッカリ。まぁRGBスイッチとMSXを繋いで通電しっぱなしだったので原因はそれだろう。ちょっと雑に使いすぎたか。なんか微妙にうまくいかないな。

ゾロ目

メーターに1が揃う。ここまで10年かかった。次は来年の123456かな。

ちなみに年数は106の9.5年を抜いて歴代1位、走行距離も春頃には同じく106を抜いて1位となる。当面他に乗りたい車も無いので、ヘタすると死ぬまで208GTiかも。うーん…。

普段の生活は例年に増して変化が無い。物欲もここのところなりを潜めて財布には優しい日常ではあるが、今ひとつ体調が優れないこともあって帰宅後や休日はぼーっと惰性でPCの前に座っていることが多い。仕事もたまたまコーディング中心の地味な作業が続き、おまけに夕食は一人自室で飲んで食べるようになってしまった。知らないうちになんだか色々疲れているのかも。しばらくは無理せず春が来るのを待とうかと思う。

あっという間に年が明けて2024年。今年はとにかく健康で穏やかに過ごしたい。そして死ぬまでにやりたいことを本腰入れてやる。

今回の年末休みは過去最長だったが、やったことといえば部屋の模様替え兼大掃除と愛車のタイヤ履き替え、イース7,9のクリアくらい。レトロゲーム、レトロPCについてはほとんど触れていない。年始から世の中大変な事続きだったし、親戚の葬式も入ってしまったためやや気持ちが落ち込んだせいか。とりあえず仕事の準備でも…と会社のPCにリモート接続しようとすればアップデート後の再起動でコケて繋がらず、購買先提出のソースコードはどうやってもビルドできない状況で、かなりの不安を抱えながらの仕事初めとなってしまった。結局ソースコードは購買先のミスでコードが壊れていたことが発覚し、新しいソースファイルに差し替えて無事動作したものの、連休中の不完全燃焼感を思い出すとなんともモヤモヤしてしまう。まぁ新年早々心配事があっさり解決しただけ良しとしようか。

ゼルダとイース

忙しくてガッツリゲームは出来ないが、それでもなんかちょっと遊びたい…そんな理由で最近はSwitchでゼルダシリーズをちまちまプレイ。現在初代の表をクリアし、リンクの冒険を飛ばしてSFCトライフォースの謎を遊んでいる。

実はゼルダシリーズは昔からクリアしたタイトルが一つも無かった。なぜか序盤で熱が失せてしまう。友人に借りたSFC版だけは唯一それなりにやりこみつつも、最終ボスが倒せずに返却してしまった。後に中古で買い直したが再プレイせずそのままで、エンディングを見たのはGBA移植版、しかも嫁さんがクリアした時だ。他のリメイクもSFC版の好印象と話題性で発売されれば買うが、結局たしなみとして所有だけする感じになっていた。

これはいかんということで今回原典から始めたわけだが、最初の3日くらいはハート3つのまま敵に袋だたきにされ、ストーリーが進まず野垂れ死ぬことが続いた。通常この辺でまたお蔵入りするが、ふと気まぐれにネットの攻略情報を眺め、これはドルアーガと同じパズルアクションとして楽しむのでは?と思い当たってから、ネットで情報を得ることに抵抗が無くなり、急に楽しく遊べるようになった。RPGは自力で謎を解いてこそ、という変な縛りを己に課していたようだ。そして30年以上の時を経て、今ようやくゼルダの本当の面白さを噛みしめている。

ではなぜゼルダがここまでの食わず嫌い(とはちょっと違うか)シリーズになってしまったかというと、そもそもディスクシステムの入手時期とイースの存在が大きいように思う。

自分がディスクシステムを入手したのは1988年後半で、ディープダンジョンSDガンダムが遊びたいがために、友人からボロボロの中古と数枚のディスクを安く買いたたいたものだった。MSX2で名作PCゲームに触れた後で、とりわけアクションRPGとしては最新作のイース2の親切かつ一本道だがストーリー性の高い内容が強烈すぎた。数枚のディスクの中に当然ゼルダもあったが、発売時期的にも前世代のザナドゥに近いゲーム性に、ろくにプレイせずにとっとと書き換えてしまった記憶がある。今にして思えばイース1,2も終盤はレベルがカンストしてほぼアクションゲームと化すし、アイテムと魔法で局面を打開するあたりはゼルダを相当に参考としている気もする。あの時厨二的なPCゲーム至上主義を掲げていなければ、もしかしたら違うゲーム遍歴があったのかもしれない。まぁ当時の名作がそのまま遊べる今の恵まれた環境がこうして再発見をさせてくれたわけで、それほど後悔することではないとは思うが。

さて。じゃあイースの方はどうなのかというと、全作所有しかなり熱心にプレイしてはいるものの、ドラクエやWizほど完璧に遊び尽くしているわけでもない、ちょっと微妙な感じだったり。5,6は未プレイ、4,7は終盤で放置、9,10は嫁さんのプレイを見て満足している状態である。旧作リメイクとOriginはクリアできているだけ救いだが、そろそろ9あたり一気に積み崩さないとヤバいかもしれない。碧の軌跡で止まっている軌跡シリーズの二の舞は避けねば。