田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

RGB-HDMI変換器

MSX2コンポジット出力のぼやけがキツすぎたため、RGBケーブルと変換器を使ってHDMI出力することにした。ついでにPS、DC、SS、SFCについてもRGBケーブルをおごってやり、接続環境をできる限り統一した。

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メリットはレトロゲーム機にとって一応最高の出力になり、それをHDMIキャプチャーでPC画面にも窓表示したり録画できること。デメリットは本体同等に高価な専用ケーブルだろうか。所持していないメガドラ以外と変換器で総額30k越えになり、ぶっちゃけ最近のレトロゲー、レトロPC散財より高額となった。かなり本末転倒気味である。

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ともあれこれでMSXのコードが判別できるようになり、SSの眠い動画再生画面も多少シャキッと映るようになった。感覚的にPS2で使っていたD5端子出力に近い。ただDCだけはどうにもよろしくなく、S端子と比べても好みの差くらいの違いしか分からなかった。RGBの方がほんの僅かドット感がある気がするものの、根本的にのっぺりと拡大された絵になってしまう。とてもじゃないがVGAとは勝負にならず、常用は厳しいと判断。VGA対応ゲームは素直にD-SUBが良いだろう。

で、これと合わせて4VGA切替器とオーディオスプリッターコネクタも購入し、Windows98PC-98、88、DCを接続できるようにしてやった。これで手持ちレトロ機全8種が40インチ4kモニターに正しいアスペクト比で表示できるようになり、コンバーターで(多分)88以外はPC側に取り込めるようにもなった。表示と音についてはこれで十分だろう。

さて。あとはPCの置き場所と配線レイアウトの調整だ。夏に向けてちょっとずつ部屋の模様替えをしつつこなしていこう。

そういえばWindows98のところで書いたVGAを4:3で表示する件だが、モニターが対応していなくてもある程度力技で解決できる。その1つがUSB-VGAキャプチャーユニットとOBS Studioで全画面表示させることだ。Windows98マシンを復元するような人はUSB付のPCは必ず持っているだろうから、キャプチャーユニットを1.5kほどで入手すればなんとかなってしまう。
もちろんユニット性能次第では直接VGAに挿すより画像が劣化するし、BIOS画面や24kHzはNGだが、OBS Studio側で補正が掛けられるうえにウィンドウ表示できたりとこれはこれで便利。自分みたいに特定ゲームのOP目当てとかはとっとと録画しておくと色々捗る。