先日ノートPCをマルチモニターデスクトップ化したが、移動のたびにACアダプター、HDMI、USBハブ、有線LANを抜き差しするのが少々面倒と感じ、しばらくお蔵入りとなっていたGPU BOX（Core X Chroma）を引っ張り出して見た。ちなみにこいつがお蔵入りした原因は以下。
- 有線LANの接続が10分程度で死ぬ。解決のためドライバで苦労する。
- USBにマウスを繋げるとポインタがカクつく。
- USBにキーボードを繋いでも数秒で入力を受け付けなくなる。
要はTB3経由のUSB挙動に問題があり、GPU以外まともに使えない代物だった。久々に失敗した買い物だったと落ち込んだものだ。
ところが今回PDだけでも使えれば、くらいの気持ちで接続してみたところ、吊るしの状態で上記の不具合はすべて解決していた。これが本来の状態なのだがあまりにも快適で正直感動している。できれば2年前に味わいたかったが…。
ただ唯一ハマったのはRazor製アプリ群。メモリ解放ツールはやたらCPU負荷が上がるし、右下のポップアップがうざいことこの上ない。ゲームマネージャー的なやつはgoogleアカウントでログインしてもなぜかそれを記憶しなかったり、極めつけは電源プランを勝手に追加してCPUその他を全開にぶん回すことで、これのおかげで轟音爆熱になり時々サーマルスロットルに引っかかって挙動がおかしくなってしまった。これほど酷いツールは最近では珍しい。とんでもない地雷だ。当然即座にすべて削除した。
ちなみにGPUは980Tiを挿している。今時のエントリークラスとさほど変わらない性能だが、我が家では貴重なnVIDIA製カードで第一線を退いた今でもこうして出番がある。3000番台のカードもそろそろ1枚欲しいところ。
