田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

Raspberry Pi4

Ubuntu21.04リリースのタイミングということで、久々にRaspberry Pi4(8GB版)を触ってみた。スクリーンショットが無いので伝わりにくいかもしれないが、OS別に簡単な感想を書いてみる。


Ubuntu21.04

GPUドライバにFKSが用意され軽くなった…と聞いていたのだが、やはりgnomeは荷が重すぎた。何をするにもノロノロでストレスが半端ない。もっともうちの環境ではシステムエラーを検知してちょいちょいメッセージが出ていたので、もしかしたらその影響だったのかもしれない。
その他動画を視聴してみたところ、youtubeは普通にいける感じだった。ローカルファイルのBS録画番組再生は若干のコマ落ちがあり、ちょいちょい画面中央に黒帯が入って気になる。
この辺まで触り常用は難しいと見切りをつけた。ベータ版の話なのでリリース版はもうちょっとマシなのかもしれない。

Raspbian

いつの間にやらカーネルが5.10になっていた。Bullseyeベースになのだろうか。
インストール直後異常にセットアップ時間が掛かったものの、なんとか日本語入力できる程度の環境が整った。デフォルトのChromium起動がやたら重いのが気になるが、一旦立ち上がればなんとか使えるレベル。
VLCUbuntuと違い吊るしのドライバ設定で、fullHD程度はコマ落ち無く再生できるようになった。明らかに4.19系の頃より軽いし、PulseAudio採用のおかげか再生後にサウンドを握りしめて動作不安定になる問題も解決していた。Chinachuと組み合わせて録画再生機くらいなら間に合いそう。
ただ残念なことにデフォルトでアマプラが再生できない。どうも専用のChromiumがあるらしいが、無理してこれで再生するメリットが無いので今回は何もしていない。
他に定番のRetropieを入れてみたが、デスクトップ上から起動するとゲームが極端にカクつく。Pi3ではこんなことはなかったように思うが、正直記憶もちょっと怪しい。なおtty1とかのCUIに切り替えて起動するとOSとしてのRetropie同等なめらかな動作になる。
全体的にUbuntuより軽快な動作であるものの、普通のPCの速度に慣れていると待ち時間にいちいちイラつく。うちはBLE実験機、PC-98エミュ機として使うあてがあるのでまぁこんなもんかで済んでいるものの、何も知らないでPC代わりにと考えているとがっかりすると思う。ビデオドライバがヘタレなのが残念すぎる。

Retropie

番外として久々に入れてみたが、半年くらいバージョンが変わっていないので新たな発見はなかった。PS1やPSPくらいまでなら実機以上の快適動作する。こいつにKodiとかを入れてゲーム&動画視聴機を作る手もあるが、以前挑戦してみたところ旧アニメ録画番組のアスペクト比が狂って再生されるトラブルが面倒で挫折した。おとなしくLibreELECとかを入れた方がいいかもしれない。


とまぁこんな感じで、1年くらい前より大分マシになっているものの、ちょっと欲張るといろいろがっかりするところはあまり変わっていなかった。
安いのでつい3台ばかり買ってしまったが、録音兼ファイルサーバーで1台常用しているだけで2台余っている。BLE学習の題材としてロボット遠隔操作くらい挑戦しないと宝の持ち腐れになってしまいそうだ。