Linuxデスクトップ上でファイルを検索するのにちょっとハマった。
アニメ「舟を編む」の一挙放送を見た後無性にOP曲が聞きたくなり、ファイルサーバー上のmp3フォルダを検索したのだが、なんだか一瞬でファイルが見つからない判定を返してくる。原因は実に単純でgnomeファイルではディレクトリの再帰検索ができないようだった。
んじゃ別の検索方法やアプリがあるかと思い調べてみると、どうも端末上でgrepとfindを叩く方法ばかりヒットする。Windowsならエクスプローラーの右上に入力するだけなのに…と意地になってアプリストアを探すも、まともなファイラー、ファインダーが見当たらない。
20分くらいあーだこーだと格闘したものの、結局素直に以下のコマンドを端末から打った。
$ find ./ -name *'潮風'*.* -type f ./StarDigio weeklyChart/20161219/50_潮風 ~アニメ「舟を編む」OPテーマ~.mp3 $
なんだか負けた気分だが、目的のmp3フォルダを開いた状態で「端末で開く」を選択すれば割と楽なので、一度覚えてしまえばまぁそれほどつらくはない。 当然下記でも結果は同じだが、find一つで済むところをわざわざパイプする必要もないか。
find ./ -type f|grep "潮風"
そんなわけでどうでも良いところで思わぬ時間を食った。CUIが便利すぎる故のLinuxの弱点なのだが、実はWindowsの検索も条件一致してるはずなのに何故か見つからない(引っかからない)ファイルが結構あり、一概にどちらが優れているのか判断しづらい。
というか、gnomeっていつの間にこんなポンコツになったのだろうか。見た目ずいぶん垢抜けたのに根本で騙されやすい上京者のようではないか。