田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

ゼルダとイース

忙しくてガッツリゲームは出来ないが、それでもなんかちょっと遊びたい…そんな理由で最近はSwitchでゼルダシリーズをちまちまプレイ。現在初代の表をクリアし、リンクの冒険を飛ばしてSFCトライフォースの謎を遊んでいる。

実はゼルダシリーズは昔からクリアしたタイトルが一つも無かった。なぜか序盤で熱が失せてしまう。友人に借りたSFC版だけは唯一それなりにやりこみつつも、最終ボスが倒せずに返却してしまった。後に中古で買い直したが再プレイせずそのままで、エンディングを見たのはGBA移植版、しかも嫁さんがクリアした時だ。他のリメイクもSFC版の好印象と話題性で発売されれば買うが、結局たしなみとして所有だけする感じになっていた。

これはいかんということで今回原典から始めたわけだが、最初の3日くらいはハート3つのまま敵に袋だたきにされ、ストーリーが進まず野垂れ死ぬことが続いた。通常この辺でまたお蔵入りするが、ふと気まぐれにネットの攻略情報を眺め、これはドルアーガと同じパズルアクションとして楽しむのでは?と思い当たってから、ネットで情報を得ることに抵抗が無くなり、急に楽しく遊べるようになった。RPGは自力で謎を解いてこそ、という変な縛りを己に課していたようだ。そして30年以上の時を経て、今ようやくゼルダの本当の面白さを噛みしめている。

ではなぜゼルダがここまでの食わず嫌い(とはちょっと違うか)シリーズになってしまったかというと、そもそもディスクシステムの入手時期とイースの存在が大きいように思う。

自分がディスクシステムを入手したのは1988年後半で、ディープダンジョンSDガンダムが遊びたいがために、友人からボロボロの中古と数枚のディスクを安く買いたたいたものだった。MSX2で名作PCゲームに触れた後で、とりわけアクションRPGとしては最新作のイース2の親切かつ一本道だがストーリー性の高い内容が強烈すぎた。数枚のディスクの中に当然ゼルダもあったが、発売時期的にも前世代のザナドゥに近いゲーム性に、ろくにプレイせずにとっとと書き換えてしまった記憶がある。今にして思えばイース1,2も終盤はレベルがカンストしてほぼアクションゲームと化すし、アイテムと魔法で局面を打開するあたりはゼルダを相当に参考としている気もする。あの時厨二的なPCゲーム至上主義を掲げていなければ、もしかしたら違うゲーム遍歴があったのかもしれない。まぁ当時の名作がそのまま遊べる今の恵まれた環境がこうして再発見をさせてくれたわけで、それほど後悔することではないとは思うが。

さて。じゃあイースの方はどうなのかというと、全作所有しかなり熱心にプレイしてはいるものの、ドラクエやWizほど完璧に遊び尽くしているわけでもない、ちょっと微妙な感じだったり。5,6は未プレイ、4,7は終盤で放置、9,10は嫁さんのプレイを見て満足している状態である。旧作リメイクとOriginはクリアできているだけ救いだが、そろそろ9あたり一気に積み崩さないとヤバいかもしれない。碧の軌跡で止まっている軌跡シリーズの二の舞は避けねば。