田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

書籍

最近読んだ本と、ちょっと前に読んで特に面白かった本の感想。


Web制作者のためのGitHubの教科書

Kindle Unlimitedで。ローカルの変更管理でgitを使っただけの自分がGitHubを復習しようとして読んだのだが、ちょっと情報が古いのもあって正直買うまでも無いかなぁと感じた。結局後述の独習Gitを買ってしまった。タイトル通りWeb制作者の入門書としては良いのかもしれない。

アップルを創った怪物

ウォズニアックの自伝。ジョブズの伝記を読む前にこちらを読んだのだが、今でもたまに流し読みし直すくらいに面白かった。この人がいなければIT時代は到来しなかったかもしれないし、今と違う形だったり遅れたりしたかもしれない。アップル誕生が奇跡のコラボだったことがよく分かる。あとジョブズゲイツと比べると人格的に大分マシな方なので、それほどの覚悟なくさらっと偉人の業績が読める。

舟を編む

アニメを見返した娘が紙媒体で欲しがったので、そちらを買うと同時にKindle版を読み直した。アニメ、映画もそれぞれ素晴らしい出来なのだが、個人的にはやっぱりこの原作小説が一番だと思う。特に西岡を中心とした馬締を支える周辺人物の良さが一番伝わり、読んだ後優しい気持ちになれる。

良いコードを書く技術

リーダブルコードという本を以前読んだことがあったが、それより内容が具体的なのは良かった。しかしJavaかつチーム開発前提での説明なので、自分のような個人でレベルの低い業務に携わる者には荷が重すぎる気がした。特にコード分割、統合や抽象化、メタプログラミングといった中盤以降は、具体的な状況が想像できずさらっと読み流してしまった。正直購入は若干もったいなかったと後悔している。

証言「機動戦士ガンダム文藝春秋が見た宇宙世紀100年

文藝春秋ガンダムムック本。週刊誌的に書かれてはいるものの、思ってたより個々の記事はディープな内容で読み応えはある。ただ真新しい情報や解釈は皆無なので、よほどのマニアというかコレクター気質がある人間でないとそもそもこれを買うに至らない気がする。

Bluetooth Low Energyをはじめよう

BLEに関する教科書的な本を期待して久々の紙媒体を購入。実質150ページ程度に基本的な仕様の説明から組み込みを中心とした通信サンプルコードまで網羅されており、これから本格的に取り組もうとする自分にはとても良い本だった。ネットで得た知識の復習テキストとして完璧。ただ日本語版はKindle本になっていないのがもったいないし、私のような老眼には厳しい。

はじめてのAndroidプログラミング

はじめて本としては難易度高め。Kotlin中心だが説明でJavaとの比較が多いので、自分のようなJavaをほとんど触ったことが無い人間には厳しい。C#を触った経験で内容の理解は出来るものの、クラス、メソッド、プロパティが理解できないプログラミング初心者には手も足も出ない気がする。

Software Design 2021/5号

TCP/IP/UDPの特集はなかなかわかりやすくて良かった。TCP/IPについては別の書籍で触りを読んでいたが、それを実際にコーディングしてみる流れは楽しい。vscodeのPet Panelは今回の記事で初めて知った。かわいいが専用ウィンドウでしか動かないので仕事中の癒やしにはならなかった…。

独習Git

順を追ってきちんとgitを理解したくて購入。gitコマンドオプションや結果が微妙に異なることが稀にあって不安になったが、全体的に丁寧にコマンドラインの解説からしてくれているので初心者向けに良いと思う。
ただこの独習シリーズはテキスト化されていないkindleデータ、かつ解像度がカスで恐ろしく読みにくい。リンクやコマンドをコピペできないのはなかなかストレスが貯まるので、安売りの時以外はkindle版はやめたほうがよい。

独習C

独習シリーズがセールだったので購入。久々にCのテキストを読んだ。言語仕様そのものに今更新しい発見は無いのは当たり前だが、ライブラリの配置場所とかコンパイラの準備、違いも書かれており、学校で使う古めかしい教科書より実践的でわかりやすいんじゃないかと思う。自分が初心者の頃はmainの引数argc、argv[]なんて教科書に載ってなかったし、ライブラリの配置やパスなんか意識したこともなかった。

ハードナッツ

4巻まで。女性週刊誌連載の猫漫画。単行本が数年に1回しか発売されないうえにマイナー過ぎて書店に置いていないので、kindleで買い直し&読み直した。相変わらず面白いが、ちよ子面倒だけどいい女やなー、とか、下の帯読むのにすげー時間かかるとか、なんか自分の中では猫漫画にカテゴライズされていない。おまけに周囲の猫が強烈すぎてナッツの存在感も最近薄くなってきた。行く末がまったく読めないハラハラ感がある。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい

6巻まで。最近アニメ化され呪術廻戦と同時に放送されていたので知ってる人も多いか。ネット上ではアニメ化の随分前から話題だったのでようやくか、とも思う。猫あるあるすぎる上にこの漫画の猫がうちの猫そっくり過ぎてちょっとビビっている。親バカ目線だとうちの方が女の子(16歳)らしいけどな!

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ふたり明日もそれなりに

お気に入りだったバカップルの同棲漫画。とうとう完結しまって喪失感がすごい。基本波乱や嫌な登場人物不在なので安心して読めるのが良かったし、課長を初めとした周囲の人物にも幸せが来そうなラストは心があたたまる。自分が嫁さんと同棲してた頃はここまで甘い感じではなかったので、当時を思い返して少し切なくなる。

おしかけツインテール

5巻から期間が空いたので心配してたがようやく先日6巻が発売した。この手の4コマ作品は大好物なのだが、その中でも新婚のいろはさんと並んで一番のお気に入り。言葉ヅラは流行りのJK同居モノなのにそういうのとは違ったキュン加減がある。ストレートにいえば娘にこうなって欲しいかどうかの違いだろうか。親目線で安心して読めるのはおっさん的に助かる。

新婚のいろはさん

超可動ガールの雰囲気を少し残しつつの新婚4コマ。お笑い中心と思わせておいてその実かなりキュンキュンする。いろはさんは新婚の人妻に加え、幼馴染とお姉ちゃんの属性を持っておりなかなかのツワモノだ。この漫画も読み返すと嫁さんとの新婚生活を思い出して切なくなるし、思わず「当時からダメ男のままで本当にごめんなさい」と謝りたくなる。

そのへんのアクタ

ここ1,2ヶ月の中で犬&猫と並んで一番腹を抱えて笑った漫画。買った当初はよりみち食堂の人と気づかなかったのだが、少し読み進めると同じテイストが満載だった。古賀さんの的確なツッコミと人の良さがツボすぎる。ぜひとも長期連載になってほしい。


技術書を優先的に読むようにしているが、実践でPCを触りたくなったりするので寝ながらだと厳しい。どうしたもんかな。