田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

VSNotesとMarkdown

デバッグリストやメモなどでVSNotesとMarkdown書式を使い始めた。

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このデバッグリスト(という名のほぼ変更・残件履歴)は社内ルールでプログラム評価毎に必ず出力することになっているものの、我が社は担当者一人でこれらの業務を行っているため、他人の目に触れることはほとんど無かった。存在意義はいわゆる"仕事やってますよ"アピールなだけだ。なので自分が最低限理解できる内容を残す以上の手間はかけてこず、これまで完全に適当なプレーンテキストメモだった。
ただ極希に外注への参考資料として使われたり、こちらからレポートやプレゼンに添付/抜粋することもあり、多少なりともテンプレに沿って見栄えよくしたい気持ちがあった。

それとは別に日付名で書き散らすメモを整理したい思いもあった。その昔Emacs上でhowmというメモツールを数年使っていたのだが、これはメモ間のリンクやタグ付けが強力で便利だった。たEmacsの衰退(失礼)やスマホの隆盛と共に徐々に使わなくなり、最近はどの端末でもとりあえず共有できるプレーンテキストかGoogle Keepで適当にやっていた。
気がつけばtxtと名付けたフォルダの中は数百以上の日付名ファイルであふれかえり、暇を見てはフォルダ分けや削除を行うも追いつかない状況となってしまった。またKeepは過去のメモがすぐ埋もれたり、ヘタにリマインダー設定するとカレンダーに残ったりして、どうも今ひとつしっくりきた使い方ができていなかった。

そんな中これまでなんとなくで使ってきたVSCodeを学び直したのだが、これの拡張でVSNotesが度々紹介されていた。興味を持って調べてみるとMarkdownである程度の見栄えを持ちつつ、タグでファイルを簡単に識別できるとのこと。使わない手は無い。

手始めに今取りかかっている業務のデバッグリストを、過去数件の変更まで遡って簡単にMarkdownで整形してみた。これはドンピシャにハマった。日付とバージョン、変更内容の箇条書き、一部コードの抜粋…すべて迷うこと無く綺麗にまとまり、最新日付の1ページを出力するだけで添付資料として事足りるようになった。
メモの方はさすがにhowmほど柔軟に出来なかったが、それでもタグでファイルのカテゴリー分けは楽になり、見出しの# ○○を検索することでこれまでよりずいぶん見返しが楽になった。

そんなわけでまだまだ結構適当ではあるが、表題の環境に落ち着きつつある。デバッグリストはソースコード添付なのでまだこちらのフォルダには移していないが、近々一人gitからgithubに移行する時に考えることにする。スマホからのアクセスなども今後の課題だが、当面はPC中心で使いながら使い方を工夫していけばいいだろう。