新年早々2週間ほど更新をサボってしまった。仕事で少々ハマったのとどっぷりとウィザードリィ漬けだった。
仕事のハマりはIC入手難対策で振り回されたのと、回路変更した基板のソフトウェア修正でトラブった。
ICは予定通り入手できることになり一件落着になったのだが、最悪を見越して最優先で色々動いていたら即座に止めて他の仕事をしろと言われてしまった。次回の納品は確定していないのに…。結局何もせず、もしくは何も出来ずにいた人間が一番得をしたっぽい。毎度の事とはいえガッカリだ。
回路変更基板については省電力動作する機能を追加したのだが、理論値まで消費電流を抑えることが出来ず1週間ほど悩みまくった。悩んだ甲斐あって数年前に回路設計した段階のミスが原因と判明し、ソフトウェア側で回避も出来たから良かったものの、次月までに完了しないと生産に穴が開く状況だったので気が気じゃなかった。ただまぁ今のところ今年一番の良い仕事だったなとは思う。
ウィザードリィは前回書いたユーザーシナリオ「ガーブの宝珠」のアイテム、モンスターリストコンプリートを達成した。今は「公女の憂鬱’」でメインシナリオをクリアしアイテムコンプ目指してEXダンジョンを徘徊中だ。大きなバグは年明けの修正で概ね無くなり、ハクスラとしてのWizを思う存分堪能している。まさか35年も同じ事を繰り返してるとは当時の自分も予想出来なかった。
またゲームを楽しむのと平行して、今更だがシナリオエディターの方も触り始めた。といってもSteam版にはエディターが無いので2006年版添付のものだ。15年前は親の死や娘の誕生など色々色々生活に余裕が無かったためスルーしてしまっていたが、最近ようやく好きなことを割と好きなタイミングでやれるようになったおかげだろう。手始めにツールの勉強を兼ね#1のアイテムとモンスターデータを設定し、玄室と階段のみのダンジョンでひたすらモンスターを狩るテストプレイをやっている。そして恐ろしいことにこれだけで相当楽しく遊べてしまっている。版権を気にしてオリジナルダンジョン、アイテムに直して公開する気が失せてしまうほどだ。ただ2006年版はやっぱりシステムが古いので細かいところがつらい。具体的には解像度が低かったり、フルスクリーン表示するとアスペクト比が狂ったり、デフォルトでパッド操作ができないあたり。無事にSteam版で俺Wizが遊べる日が来ることを切に願う。
