五つの試練「公女の憂鬱'」をクリアしたので簡単な感想と攻略情報を。外伝系のシステムを踏襲した良質ハクスラといった感じで今もEXダンジョンにちょいちょい出かけているほど楽しかった。ギミックの関係性がわかりにくいとか、ビショップの鑑定レベル設定がかなり高めで序盤鑑定できないなどいくつか気になるところはあるものの、全体的にクラシックWizのいいところを堪能できる。 個人的な反省としては、ハクスラ面があまりにも面白かったためストーリーを蔑ろにしたプレイをしてしまったことだろうか。ぶっちゃけ「公女」なんて居たっけ？レベルで作者の方には本当に申し訳なく思う。
B1,2Fは小マップを表示するギミックもあり特にキツいところはないが、かなり終盤まで開かない扉がある。それと全階に言えることだが、どの扉がどのアイテム、スイッチで開くのかがわかりにくい。怪しいアイテムやスイッチを入手したらこれまで開かなかった扉に体当たりすべし。
B3FはB4Fに落とされるシュートが登場する。直後は焦るがしばらく歩けば楽に上階に復帰できる。一方通行の扉で大きく2つにブロック分けされているので、まずはどちらかに絞ってマッピングを進めると楽。
B4Fは#1オマージュで下層への2つめのエレベーターがある。ワープも初めて出てくるがそれほどキツい構造にはなっていない。敵が強くなってくるのでそちらに注力しつつ階段を探す。
B5Fはエレベーター周りの鉄格子、見えない壁、ワープと急にマップ難度が上がる。敵も油断すると呪文やブレスで半壊するので注意が必要。
B6～8Fは階段とシュートを駆使して上下を行き来する必要がある。この頃にはレビテーションを覚えているだろうからいきなり落とされて酷い目に遭うことは無いだろうが、上階へ帰る道のりが知らない間に長くなっている場合があるので注意。マップは綺麗に全部埋まるので、根気よく未踏破箇所を探索していけばなんとかなる。
B9FはB10Fに至る階段までの鍵と炎の床をスイッチで解除しながら進んでいく。マップ難度は低めだが、敵はアークデーモンといった強敵が出始める。合わせて入手できるアイテムも強力なので、もしマスターレベルに達していないのならばここでじっくりレベル上げをした方が良い。
B10Fはほぼ#1のB10F。ただ#1に比べ玄室の数が多いので、無理せずレベル上げとアイテム入手をしながら探索をしていく方が良い。ある程度余裕を持って最深部に到達できるようになっていれば、ボスはそれほど苦労することなく撃破できる。なおこのラスボス部屋入り口は一方通行で出られない。自分はラスボス撃破後テレポーテーションでB1Fに飛んでしまったが、この呪文を切らしている場合はアイテム使用などする必要があるかもしれない。
B10Fのボスを撃破すると、B1Fの開かずの扉からExダンジョンに侵入できる。全3Fで先に進むために何かする必要はない。ひたすらのハクスラで己を強くしながら3F最深部を目指すことになる。
ここで出る敵はインフレの極みで最初は苦労するが、同時に入手できるようになる強力な武器防具でいつの間にか撃破できるようになる。この辺のバランスはすばらしい。ただ中には「戦闘時最前列になる」「常にダークゾーン」といったトンデモ効果を持つ者もあるので注意。バグではない。
Exボスは偶然にもガーブの宝珠でも出てきたアレだった。平均レベル60程度のパーティーでは撃破は難しそうだったが、強さや立ち回り自体は共通のようだ。アイテムと図鑑を埋める頃には倒せるようになるだろう。
プレイ時間はB10F表クリアまで30h前後。B6～8Fがなかなか苦労するのと、表ボスに到達できるレベルになるまでで少し時間を食う感じだ。今現在80hほどでアイテム80%、図鑑90%程度なので、ここらのコンプは100hを超えるものと思われる。
