田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

ROMライターにfatfs

ROM.hからの書き込みまで出来るようになったROMライターにSDカードの読み書きを実装。

組込系で最良であろうfatfsを利用させてもらい、先人の知恵とコードを拝借してサクサクとPico-sdkに載せるところまでは順調だったのだが、テスト関数でSDカードをマウント出来ずにエラーを吐く。原因はSPIのクロック設定が速すぎたことと、手持ちに読めないSDカードが混じっていたこと。判ってしまえば実に間抜けな話だが、ここにたどり着くまで半日を要した。なんてこったい。

ちなみに自分が使ったSDカードモジュールはAmazonで5枚¥1kくらいの激安品。レギュレータとTTLとプルアップRがきちんと付いててPicoにポン付けできる手軽さだが、SPIクロックは10MHz以下が無難なようだ。あと読めないSDカードはWindowsや本家Raspberry Piでは普通に使える。なんとなくだが厚みとかの微妙かつ物理的な問題に感じる。うーん…。

ともあれ、これで無意味にM5 Stackを挟むことなくROM焼きが出来る。W27C512の対応さえ完了すれば一旦こちらは完成かな。結局1月ほどごそごそやっていたが、Z80とかMSXのメモリアクセスについて結構学びがあった。苦労した甲斐はあったと思う。