田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

FS-A1FのFDD交換

1年前に落札したFS-A1FのFDDがいつの間にか不調になっていた。

元々入手直後にベルト交換して正常動作を確認していたものだが、年が明けてからディスクの認識が出来なかったり、フォーマットに失敗しなかったりといった症状が発生。

バラして見るとベルト自体は問題無いものの、ヘッドの原点位置がずれているようだ。Track00でディスクのシャッター部分に干渉し、リトライがかかった末にReady信号が落ちている模様。

ディスクのホールド機構にスペーサーを噛ませることでとりあえず読込とフォーマットは出来るようになったが、他のFDDで読めない、書いたものが読めないなど完全にスタンドアローンFDDとなってしまった。まぁトラック位置がずれてるのだから当然か。

こうなってしまうとヘッド調整しか手が無いが、素人には無理な話なので、思い切ってPC/ATFDDに交換することにした。選んだ機種は比較的実績があり、Ready信号の加工が簡単なmitsumi D353M3D。今回ヤフオクで\1k程の価格だったが、実はバラす時にヘッド部品を曲げてしまい、泣く泣くもう1個を1.6kで追加購入した。まぁ新品同様かつケーブル付きで手間は減ったので良しとしよう。

Readey信号引きだしは一番簡単なディスク検知信号と、パターンカットした34ピンへの直結で済ませた。前述のヘッド破壊ですっかりやる気と時間を失ったのが大きい。
なお2DD化もせっかくなのでやったものの、PC側ドライブでどのみち穴を塞ぐ必要があるため大した意味がなかったかもしれない。

信号変換はA1F側の加工をしたくなかったので、34ピンFDDケーブルを切って、反対側に26ピンヘッダーを半田する形で処置。電源の5Vがあるので結構しつこくブザーチェックして出来映えを確認した。燃やしてA1Fが死んだら元も子もない。

フォーマットとファイルの読み書き、既存ゲームの起動などすべて正常動作した。ついでにケースへの収納と固定もそのままOKで、なんだか拍子抜けするほどあっさり完了してしまったのが不気味だ。動作音は純正ドライブよりけたたましいものの、基本的に実機でのFDゲームプレイはやらないので問題ない。

色が白なので破壊したFDDのベゼルを塗装しようと思ったが、エアーブラシがしばらく使っていなかった影響で不調だったのでひとまずそのままに。そして今更Windows98マシンに取り付いているドライブがD353M3Dの黒であることに気付く。うーん、こっちを使った方が良かったか…。