田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

ドリームキャスト購入

先日地元の中古ショップで親子でレトロゲームを買い漁った勢いで、その時ハードが見当たらなかったドリームキャストをネットで買ってしまった。

楽天で5kほどの普通の箱無し最低限セットだったので、後追いでビジュアルメモリやらゲームやらを買う必要があったが、それなりに清潔で正常動作したので良い買い物だったと思っている。内蔵充電池は死んでいたがこれはもう仕方が無いだろう。

さて。マスターシステムからセガハードはすべて所有経験がある自分だが、このDCについてはほとんどまともな思い出が無い。当時は一応10k投げ売り前に初期型とブロードバンドアダプタを購入するくらいに熱心だったのだが、買ったゲームでよく覚えているのはサクラ大戦3,4とセガラリー2くらい。そのサクラ大戦セガラリーもPCに移植されそちらをメインにプレイしていたため、所有中のほとんどで置物になっていたと言って良い。

置物になっていた理由は割とはっきりしていて、DC専用で魅力的なソフトがほとんどなかったことと、何よりコントローラーがカスだったことの2点だ。今回20年ぶりにあのコントローラーを握りしめたが、当時のイライラがビックリするほど鮮明によみがえった。逆に至高と感じたのはその一つ前のハードのセガサターンコントローラーで、こいつはPC接続カードやらUSB変換基板やらでかなり長く使用していた。

このDCの稼働率がちょっとだけ上がったのが当時手放す直前、2000年代初めの頃。GD-ROMが完全にハックされ、自力でROMを用意して遊ぶのが容易になったためだ。といってもガッツリ違法に手を染めたわけではなく、NestorDCで自力で吸い出したFCゲーを遊んだり、痕とかのPCノベルゲーを移植するキットで遊んだりとかそんなことをやっていた。そしてそれもすぐに飽き、結婚を機に本体は処分してしまった。そりゃそうだ、PCでできることをわざわざDCでやる理由が無い。大画面TV出力にしたってDCのAV端子なんかより、ATIビデオカードS端子出力の方がよっぽど綺麗で使い勝手が良かった。

そんな不遇のDCを今更入手してどうするんだという話だが、ぶっちゃけ購入理由の大部分が単なるハードコレクション追加だ。これにおまけして当時高価だったVGA出力が超安価で実現できることと、PCのエロゲーがギャルゲー風味にそこそこリメイクされているあたりだろうか。エロゲープレイ現場を娘に見られたら人生終了してしまうが、ときメモやプリメがお気に入りのうちの娘はDC版ならギリギリいける気がする。

ちなみに今回買ったDCも当時と同じ初期型でGD-ROM吸い出し可能だ。といっても当時も面倒くさくてそんなことやらなかったし、今回もブロードバンドアダプタやらSDコンバーターやらに投資する気はさらさらない。その金で欲しいゲームを買った方が健全で時間の節約だろう。

というわけでDC所有欲はひとまず満たされた。次はサターンかメガドライブかな。ミニが出ていない上になぜかソフトだけ結構保有しているサターンにすべきか。迷う。