土日をほぼすべてWizに捧げてしまった。特に何か用事があった訳ではないが、学生時代に部活や補習をサボってプレイしてた思い出がよみがえり背徳感がすごい。
そういえば何の用事もない年末年始は久しぶりだ。ここ10年は引っ越しから始まり厄年会、PTA、地域の組長、仕事ととにかく詰んでいた。もちろん年明け早々期日の急ぎ仕事は1つあるものの、難易度的には高くなくて気楽。おかげでクリスマス前から連休モードになってしまった。まぁたまにはこんな年があっても罰は当たらないだろう。コタツでゴロゴロしながらアイマスとWizをとことん堪能するとしよう。
五つの試練はSteam売り上げ上位になり順調な売れ行きらしい。ネットでそれほど話題になった記憶は無いので謎だが、某掲示板やSteamコミュニティを見ると新規ユーザーが今回かなりいる模様。そしてその影響なのか話題はバグ報告と並んでゲームバランスやシステムの悪さを嘆くものが多い。罠解除失敗で全滅するのはイカれてる！とか宿屋でしかレベルアップできない！みたいなやつだ。
まぁ気持ちは分かる。思い出補正がない人にとって初見殺しの古典ゲームは大体クソゲーだろうし、お勧めしてくる奴は皆良く訓練されたフリークだから。
ただあまりに荒れた様子を見ると、怒りを安易にぶちまけるよりもう少しこれまでの歴史や今回のリリース事情を鑑みてこらえて欲しいとも思ってしまう。正統派和製Wizが途絶えて久しい中、我々フリークにとって10年以上ぶりのやっとのリメイクなのだ。まずは雑音抜きでお祭りを楽しませてくれても良かろう。
もう少し過激なことを言わせてもらえば、最初の戦闘でハイウェイマンに首を飛ばされるのも、爆弾の解除失敗で全滅するのも基本オートマップが無いのもWizのお約束なのだ。これがイヤなニワカはとっとと返金しておとなしくドラクエでもやっててくれ。といったところだろうか。
他にデフォルト選択されている公式シナリオ「旅人の財産」をクソ呼ばわりする連中がやたらと多いし、そんな連中に混じって旧版プレイ経験者がユーザーシナリオ、特に永遠の守護者をやたらと推すのもキツい。そりゃ公式はピカイチの出来ではないが、これがクソなら本家Wizシリーズは全部ゴミ屑レベルなのは間違いないし、ユーザーシナリオの出来が良いのはこれまでの作品が下地にあった前提の後出しじゃんけんだからだ。もちろん永遠の守護者の完成度は飛び抜けてすばらしいが、決して初心者向けのゲームバランスではないし長編だ。チュートリアルにはならないだろう。
とまぁ余計なこともたくさん書いてしまったが、こういうのも含めて久々にゲームを楽しんでいる感じがする。本当にありがたい。開発元はあまり周りの声に振り回されずじっくりと正式リリースに取り組んで欲しいと思う。
