田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

サーバーOSアップグレード

連休3日目。嵐で家から出られないため懸念事項だったサーバーのOS アップグレードを行うことにした。

対象はオンボードセレロンと余りパーツで組んだ家庭内ファイルサーバーで、立ててからそろそろ6,7年になる。初期はUSBメモリEtchだったが3年ほどでUSBメモリが死に、適当にファイル格納のドライブから30GBほど削ってBusterを入れたまま気まぐれにアップデートするようなものだった。ローカルで問題がでなければこんなもんだろう。

今回OSを今年リリースされたばかりのBullseyeにし、ついでにこれまでラズパイでやってたスターデジオ録音もこちらに統合することにしたのだが、手始めにBusterからfull-upgradeをしてみたところlibc6の書き換えでコケてにっちもさっちも行かなくなった。うちの環境ではなぜか上書きのOSバージョンアップが成功した試しが無いので期待していなかったものの、なんだか幸先の悪いスタートだ。

気を取り直してUSBからパーティションを初期化してインストールしたものの、なぜかDHCPサーバーからIPアドレスを拾えない。今まで使っていた固定IPを振ってとりあえず回避したが少々気味が悪い。そして次はgrubがドライブを見失う。これはしばらく悩んだ末にインストール先のドライブを間違えていたことに気づいたが、SCSI0がsdaでなくsdfに割り当てられるなんて初見殺しすぎる。さらにこれの次はBIOSで起動ドライブがうまく割り当てられない。マザーが古くUEFIがこなれていないのか。こちらはドライブごとのプライオリティを固定してさらに起動ドライブを選択。この2段階の優先順位指定になんの意味があるか不明だが、これでとりあえず起動はするようになった。やれやれ。

その後sshからセットアップを進め、なぜかすんなりと完了。fstab,crontab,smb.confといった面倒な設定ファイルは事前にバックアップしておいたのが功を奏した。googleドライブへのバックアップもローカルHDDへのミラーリングも正常動作。以前はなぜかcronから起動してくれなかったスターデジオ録音スクリプトも今の所自動起動している。あれはなんだったんだろうな、一体。

まぁそんなわけで少々バタバタしたものの退屈しのぎにはなった。並行してXPS13修理前のデータバックアップなんかも済ませたし、普段面倒で後回しにしていたことが大体完了。

明日はいよいよXPS13の開腹作業。早い時間にドライバーが届くと助かるのだが。