田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

外注さんがらみ

今日はなぜか外注さんがらみのトラブルが重なってバタバタした。といっても外注さんが何かやらかしたわけではない。うちの会社内の問題だ。

1つ目はとある画像データの納品遅れと画像サイズの問い合わせ。複数の画像を一括納品できないので分納させてほしいとのこと。まぁこれは仕方がない。元々うちの発注が1月ほど遅れたのがそもそも悪い。
ただサイズの問い合わせは正直わけがわからなかった。直接外注さんと話ができていないのだが、社内の担当者曰くdpiが2種類あるがどっちにすればいいか?という内容らしい。モノクロLCD用のベタBMPデータにdpiもへったくれも無いはずなのだが…。指示がおかしかったのとそれに対する問い合わせが理解できていないだけかな、多分。

2つ目は結構肝が冷えた。試作プログラムの動作がおかしいところを外注さんが直したのだが、その元になる製品プログラムがおかしいせいだという話を今朝の会議で唐突に聞かされた。元の製品プログラムを作ったのは自分で、しかもこの製品はもう2年近く前のリリースだ。社内の誰も気づかないわけがないし、仮に本当ならリコール対象の一大事で会議でのんびり報告している場合ではない。
まぁこれは結局製品に問題は無かった。製品プログラムを試作プログラムに流用する際、とある機能をうまいこと置き換えないといけないのだが、これを社内の担当者が外注さんに指示していなかった模様。しかもおかしいというのはそもそも検証の仕方がまずかったせいで、現実に条件が揃った時は正常に動作するというもの。昼休みに飯抜きで冷や汗かきながらソースを眺めていたが、これに気づいた時には脱力して引っくり返りそうになった。もちろん担当者はソースコードすら確認していない。

ちなみにこの外注さん達はこれまで自分が主で仕事を依頼していたところ。入社以来の長いつきあいで、最近は意思疎通が完璧でものすごく頼りにしていた。それが最近の会議では外注のせいで納期が遅れる、バグのせいで納期が遅れるといった話ばかりで、いったいどうしたのかとハラハラしていたのだが、よくよく確認してみればうちの会社が色々足りていないだけだった。
特にプログラムの件は恥ずかしいし残念すぎる。最近上から目線で外注の見積もりを妥当な金額(=安く)にしろ活動を指示されているが、自分が外注の立場ならこんなアホなフォローをする羽目になるなら断り覚悟で多少吹っ掛けるところである。そして次は間違いなく単価は上がってしまうだろう。あーあ。これがきっかけでせっかくの協力先と疎遠になってしまうのは本当に避けたい。

他にもなぜか自分だけ納期を知らされていない急ぎの仕事(しかも本当は急ぎじゃなかった)を投げられたり、管理職がやるべき仕事を丸投げされたりと、今週は色々ひどかった。まぁそれでも予定された2つの仕事は期日通りに終わったので良しとするしかないか。

来週は久々にソフト試作評価だけの予定。邪魔されず没頭できることを願う。