聖火

嫁さんが地元聖火ランナーの方の補助として参加したので、その方から聖火を借りて見せてくれた。

なかなかおしゃれだが、一応金属製で結構重い。お年寄りや障害のある方だと少々厳しいかも。

さて。ご存知の方もいるだろうが、この聖火は基本ランナーさんの買取。その価格はなんと7万円超えである。いくらおしゃれ加工とはいえ、製造コストそのままの良心価格というには高すぎる。売上を運営費に充てることも想像できなくもないが、じゃあ問題になってる街宣車のスポンサーフィーじゃ足りないの？とか、そもそも国から予算出ていないの？とか、いろいろ考えるとモヤモヤしてしまう。

もうちょっとストレートに言うと、ランナーさんの一生の思い出品として強気価格のこれ、いったい誰が儲けているのか。こんな足元を見るような行為はオリンピック精神には程遠い。ランナーさんにとってはただの棒切れの松明でも価値があるはずなのに。いろいろ残念でならない。