田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

報告会順位

以前少し触れた報告会について。会社全体が浮足立つので嫌いだというアレだ。これの順位が出た。

結論からいうと技術部門では今回も私が1位だった。自慢ではないが社内の現状を見るにこうなることは予測できたし、次回も「神の手」が加わらなければ1位だろう。
1位が取れる理由は大きく2つあって、1つは自分が扱うネタがITの流行り廃りでわかりやすい、凄そうに見えるハッタリ、もう1つは単に仕事量(=成果)が多いことだろう。例えば次回ネタのBLE通信とかはIoT事例そのままで、意識高い(と思っている)人ほど引っかかるし、自宅で昼夜土日構わず納期厳守で仕事すれば他の社員の倍近い成果になる。

まぁそれは良いとして、今回”も”気になったのは一般部門の順位だ。平たく言うと「神の手」が加わったとしか思えない。

この報告会の順位付けは正社員の点数投票で行われる。投票できるのは報告会参加経験者なので新入社員は該当せず、結局のところ20人以下の少数の傾向に左右される。今回は投票しなかったアホが2人いたと社長が激怒していたので、恐らく15人程度だろう。
で、今回1位を取った人に私は最低点を付けた。そして入賞圏外の人に最高点を付け、その差3点である。つまり私が低い点を付けることによってこの人は-0.2の影響があったはずだ。そして私と同様の点の付け方をした人が2人ほどいた。これだけで-0.6の影響がある。8点満点中なので普通ならこれだけでもう上位は厳しいはずだ。しかしその人は前回の得点から推測すると、他の人がほぼ全員満点でないと成り立たない点を獲得していることになる。同様に圏外だった人は他の人が0に近い数字で相殺しない限り下位になるのが難しい。
さらに今回1位の人は入賞常連であり敬虔な神の信者、圏外の人は神と決してうまく付き合えてると言えない状況だ。

じゃあお前の1位はどうなのよ、という意見もあるだろうが、これについては無いと断言できる。何しろ以前触れたように人事評価に有利に働いていないからだ。課長や部長を差し置いて数年連続1位なら、いかに性格や人付き合いの面がクズであっても、普通はそれなりにいいこともあるはずではないだろうか。
むしろ他者の加点を感じるケースは度々ある。数年前私に変わって部の長になった人は、この時だけ私と同率で2位となった。昨年課長になることが決まっていた人は圏外だったが「社長特別賞」とやらをもらい、賞金は恐らく1位の私より多かった。なおこの賞は後にも先にもこの1度きりだ。神様も随分露骨だと思う。

こういったことが毎回なので、繰り返しになるが報告会というものが私は大っ嫌いだ。なのに実は社内で一番参加回数が多い。出なかったのは当日祖父の危篤で病院に駆けつけた時だけ。ちなみにこの時結構な嫌味を言われ査定も最悪だった。 思えば入社1年足らずでわけもわからずやったし、一時期だけ存在した研究職のエラいヤツらに混ぜられてやらされたこともあった。体のいい賑やかしだったのだろう。
それが今やその賑やかしに蹂躙される会になってしまったのだから、そのレベルは推して知るべしだし、かろうじて自分が毎回参加するモチベーションになっている。なんとも情けない。