田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

賞与査定

夏の賞与に関わる査定について確定したっぽい。今回はなんと5段階評価の3、真ん中だ。2年に1回くらい、大きな製品リリース時しか取ったことがないので少々驚いている。

厳密に言うと5段階評価の段階中にさらに3段階設定されており、それについては一番下だった。なので平均よりちょい下、まぁギリギリ普通…かな?みたいな微妙な立ち位置。しかし確定前は毎度同じくの2だったことを思えば大きな改善だ。3になったのは社長への直接の申開きの場が初めてプラスに働いたことだと思う。

実は前回冬も2で、確定前に申開きの場があった。特に悪かった点は部下の教育と協調性だ。ただこの時は上司が公平に付けた点なのでそのままで良い、その代わりこれ以上のおかしな管理責任を押し付けないでくれとお願いし、評価を上げてもらうことはしなかった。
以前触れたかもしれないが、自分の今のポジションは技術専門職である。これは待遇が係長同等なのだが、こういった査定についてだけなぜか係長の評価を受けるという、お得感がまったくない立ち位置だ。しかも過去これだった人は複数存在するのに、だれも係長の評価を受けていないという、実質私オンリーのローカルルールとなっている。
まぁその辺のおかしさは置いておいて、前回はルールに従って係長の評価を受け、結果、部下の教育と協調性が最低になっていた。これが響き総合評価が2の中でも近年稀に見る下より、後一歩で降格範囲の1になる危なさ。そして直属の部下がいない上に週1の部内勉強会を主催していたのに教育で、2つの新製品でプロジェクトリーダーを努めたのに協調性で最低という謎配点だった。普段の自分というか、まともな人間なら多少ブチ切れて反論しても許される状況だろう。

ただその時はとにかくリモートワークで引きこもりたかったこと、もっと言えば部員達と距離を置きたくて、これを最後に今後の管理責任を問わないでくれ=以降皆と関わりたくないと穏便に意思表示だけをした。これが結果的に今回の布石になったようだ。社長とのすり合わせで、総合評価が低いのは毎度の事なので受け入れる、ただこの2点は何度最低付けられても改善しようがない、諦めてくれ…と、これも近年毎度のことを伝えたところ、「まぁそうだよね、んじゃ教育は部下不在で評価対象外にするわ」となった。もう一つの強調性についても、「会議に出て意見調整してるし最低ではないよね、ちょっとだけ点上げるわ。」となった。結果、前述のギリギリ3というわけだ。やれやれ。

そんなこんなで不愉快な夏を過ごすことにならず良かったのだが、これで私自身が認められたと勘違いするほど純粋ではない。つまるところ私の評価が異常に低いと、他の係長やさらに上の課長、部長の管理職評価に差し障りがあるのだ。係長の評価を受ける=管理職に査定内容が公開されるため、これが今まで闇の中だった同僚間の査定序列を図る基準になりうる。本来部下を持たない者が教育で最低になろうものなら、それに管理の面倒を押し付ける上司管理職はもうマイナス確定ということだろう。そして仕事の量や成果という点で報告会1位は無視できない。自分に加点されないのが他者に響くとかざまぁ極まりない。ほんとざまぁ。

というわけで夏の賞与は人並みに貰えそうなので、タイヤと眼鏡の新調をしようと思う。やっぱブリヂストン鯖江フレームだよなー。

Wizardry 5つの試練

今年に入りSteam版リリースが明かされたWizardry 5つの試練。今年中にリリースされれば御の字かな…とのんびり構えていたら、なんかもうロングインタビューは載るわ早期アクセスは6/18に始まるわで展開についていけてない。気持ちが。
仕事が手につかないくらいソワソワしてしまって自分自身びっくりしているのだが、まぁ15年ぶりの外伝、それも究極と言われる和製Wizが満を持してなのだから、むしろWizフリークの反応としては正しいんじゃないだろうか。

というか、ちょうど週末にWindows2000へのインストールをしようとしていたので、そっちは一旦保留しリリースを待ってみようと思う。それか戦闘の監獄だけやるとか。あかん、考えがまとまらない。

そういえば早速Steamの掲示板を覗いたら外人さんが「英語は!?英語は無いの!?」となっていて新鮮だった。いつもはこの逆で翻訳modネタは日本語関連が荒れまくるのに。ここらへんは無駄にWizに強い日本ならではなので、アーリーアクセスは日本人であることに感謝して楽しむことにする。そしていつか外人さんの作った英語シナリオをプレイしたい。それこそ死ぬまで遊べる気がする。

ちなみに主要シナリオはユーザー配布のものも合わせて過去のマップデータとメモが残っているし、再インストールがしやすいようにパッケージと別にダウンロード版も購入している。さすがにアクティベーション流用は無理だったが、これはシステム完全リメイクゆえのことだし、シナリオファイルはそのままコンバートして使えるということなので大満足だ。15年越しに資産が活用されるというのは恐ろしすぎるというか、ここまでしてくれた製作者の方々には足を向けて眠れない。Wiz文化を守ってくれて本当にありがとう。

報告会順位

以前少し触れた報告会について。会社全体が浮足立つので嫌いだというアレだ。これの順位が出た。

結論からいうと技術部門では今回も私が1位だった。自慢ではないが社内の現状を見るにこうなることは予測できたし、次回も「神の手」が加わらなければ1位だろう。
1位が取れる理由は大きく2つあって、1つは自分が扱うネタがITの流行り廃りでわかりやすい、凄そうに見えるハッタリ、もう1つは単に仕事量(=成果)が多いことだろう。例えば次回ネタのBLE通信とかはIoT事例そのままで、意識高い(と思っている)人ほど引っかかるし、自宅で昼夜土日構わず納期厳守で仕事すれば他の社員の倍近い成果になる。

まぁそれは良いとして、今回”も”気になったのは一般部門の順位だ。平たく言うと「神の手」が加わったとしか思えない。

この報告会の順位付けは正社員の点数投票で行われる。投票できるのは報告会参加経験者なので新入社員は該当せず、結局のところ20人以下の少数の傾向に左右される。今回は投票しなかったアホが2人いたと社長が激怒していたので、恐らく15人程度だろう。
で、今回1位を取った人に私は最低点を付けた。そして入賞圏外の人に最高点を付け、その差3点である。つまり私が低い点を付けることによってこの人は-0.2の影響があったはずだ。そして私と同様の点の付け方をした人が2人ほどいた。これだけで-0.6の影響がある。8点満点中なので普通ならこれだけでもう上位は厳しいはずだ。しかしその人は前回の得点から推測すると、他の人がほぼ全員満点でないと成り立たない点を獲得していることになる。同様に圏外だった人は他の人が0に近い数字で相殺しない限り下位になるのが難しい。
さらに今回1位の人は入賞常連であり敬虔な神の信者、圏外の人は神と決してうまく付き合えてると言えない状況だ。

じゃあお前の1位はどうなのよ、という意見もあるだろうが、これについては無いと断言できる。何しろ以前触れたように人事評価に有利に働いていないからだ。課長や部長を差し置いて数年連続1位なら、いかに性格や人付き合いの面がクズであっても、普通はそれなりにいいこともあるはずではないだろうか。
むしろ他者の加点を感じるケースは度々ある。数年前私に変わって部の長になった人は、この時だけ私と同率で2位となった。昨年課長になることが決まっていた人は圏外だったが「社長特別賞」とやらをもらい、賞金は恐らく1位の私より多かった。なおこの賞は後にも先にもこの1度きりだ。神様も随分露骨だと思う。

こういったことが毎回なので、繰り返しになるが報告会というものが私は大っ嫌いだ。なのに実は社内で一番参加回数が多い。出なかったのは当日祖父の危篤で病院に駆けつけた時だけ。ちなみにこの時結構な嫌味を言われ査定も最悪だった。 思えば入社1年足らずでわけもわからずやったし、一時期だけ存在した研究職のエラいヤツらに混ぜられてやらされたこともあった。体のいい賑やかしだったのだろう。
それが今やその賑やかしに蹂躙される会になってしまったのだから、そのレベルは推して知るべしだし、かろうじて自分が毎回参加するモチベーションになっている。なんとも情けない。

ギガスクール構想の現実

ギガスクール構想の一環で娘の中学校にもiPadが支給されたこと、にも関わらず肝心の教育体制が追いついていないことは以前少し触れたが、娘から今現在実にひどい状況になっているのを聞いたので再び書く。


iPadは支給されて1月経つが、置いてあるだけでまともに授業では使われていないそうだ。せめて教科書代わりになるのかと思っていたが、相変わらずkg単位で満載の教科書を毎日持ち運びさせられているので娘の言うことに間違いはない。
使わないのならしまっておけという感じだが、娘曰く最近一部のアホ男子が休み時間にyoutubeを見て騒いでいるらしい。その騒ぎ声で多くの女子は迷惑しおしゃべりや宿題も満足にできないのだと、うちの子にしては珍しく強い口調で愚痴っていた。
教室で自由に使えることは100歩譲って良しとしよう。しかしyoutubeが視聴できるってどういう状況だ?アプリインストールのロックもしていないのか?それ以前にネットに繋がりっぱなしって何だよ。授業(それもロクに使っていない)とネット接続は直接関係ないだろ。ぶっちゃけネット要らないだろ。つかせめてWifiくらい都度切れや。やる気のないコンビニかよ。

これに加え巻き添えを食ってGW明けまで空だった情報室であるが、ようやく新PCに更新されたと思ったらAtomベースの糞Winタブ(2in1)らしい。タイピングの練習しかさせない情報部の活動に常々疑問を持っていたが、とうとうこのタイピングすら満足にできない状況になってしまった。今どきWinタブとか売れ残りの中華品だろうし、まかり間違っても超高額なsurfaceでないはずだ。そこはOS 繋がりでiMacMacbook、最悪支給品と同じiPadじゃないのかよ。予算の都合ならChromebookだし2in1としてもそう。意識高い系ネットニュースが普及率を持ち上げてるじゃないか。こういう時こそ便乗しろってばよ。
さらに逆ミラクルでイカれたことに、このタブレットの1台のモニターが割れる事件が今週発生し、その犯人探しでタブレットは使用禁止に、そして情報部員は真っ先に事情聴取を受けたとか。うちは今勉強部だよ…と寂しそうにこぼす娘の姿は親バカ抜きにしてもしんどすぎる。タブレットを壊した子に非が無いわけではないだろうが、壊したくて壊したわけじゃないのは明らかだし、そこまで大事ならやっぱりしまっておけというか、それこそ糞タブレットになんてするなよ、と思わずにいられない。
要するに我々の税金投入の結果がこれで、娘に直接iPadを買い与えて家族で音ゲーでも仲良く遊んだ方が100倍マシな悲しい現実なのだ。鳥肌が立つわ。

あまりに状況がひどすぎるので何から突っ込めばいいか正直難しいが、兎にも角にもまず小中学校でプログラミング教育は無理だというのは間違いない。道具を与えられて1月も経たないうちにこの有様だ。これなら猿に踏み台を与えたほうがよほど建設的だろう。
これは先生が無能ということではない。うちの子を含め生徒の大半は猿以下という個人評は置いておいて、人や組織の向き不向きと時間的な余裕から、実現が不可能な机上の空論と言いたいのだ。自分もプログラミングで飯を食ってる一人だが、ただできるというだけで少なくとも今は人並みに飯が食える特殊スキルだ。これをわずかな社会経験と講習期間しかない先生達が理解できるはずがないし、ましてや教えることなんて自分が娘に対してを想像しても少し自信が無い。プログラミングに限らずどのスキルだってそうだろう。効果を出すには少なからぬコストが必要なのだ。
そして義務教育の現場である小中学校はリスペクトとコミュニケーションで成り立っているし、PCスキルはさほど必要ない職場にみえる。ここにソースコードベースの屁理屈コミュ能力しかない我々のスキル、考えを持ち込むのはどうなのか。イカれたコミュ障を量産するだけではないだろうか。つか国語力のないヤツは社会人以前に日本人としてまずい。まずはそちらを優先して教えるべきではないのか。自分みたいに社内で狂犬扱いされるようなヤツらが将来続々と部下になっても共食い地獄しかない。

この件についてはまず担任の先生に相談することを考えた。少々神経質で怒りっぽいことから生徒や母親からの受けはあまり良くないようだが、根が真面目ゆえなのは間違いないし、相談すれば男子生徒を注意することはまずやってくれるだろう。しかしそれではあまりにも先生がかわいそうだと気づき思いとどまった。上から押し付けられた糞システムのために小うるさい父兄のクレームを受け、やむを得ない対応で先生個人の評判が落ち、最終的に生徒との関係が悪化するのは、想像したらともかく私にとって面白くないストーリーだった。糞システムを拙速で導入した教育委員の馬鹿共と、便乗して糞機種選定した糞業者、そして犯人探しに熱を入れ今だにスクラッチすら教えようとしない部活顧問、こいつらに不幸が訪れるのが好ましい未来といえよう。特にやる気の感じられない部活顧問、お前だよ。よくもうちの娘の貴重な1年と、同じ部活に入ってくれた可愛い同小後輩の気持ちを踏みにじってくれたわ。呪いで小指を角にぶつけてのたうち回るがいい。ばーかばーぁか!


というわけで(?)来週都合よく小学校のPTA活動でこちらの校長、教頭先生に会う機会があるので、心苦しいがこの時に少し相談させてもらおうと思う。良い方々だし直近の卒業生複数が当事者なので、無視せず父兄からのクレームとして何らかのアクションをしてくれるだろうと期待している。ともかく少しでも娘が楽しく学校に通えるようになってほしい。それだけだ。

尻拭い

昨日は半日出社のつもりが急遽1日仕事になってしまった。

根本は午後の勉強会予定を自分が見落としていたことなので、1日出社はまぁ仕方がないと思う。昼飯抜きも平気だし。
問題は仕事内容で、3つのうち1つは不具合予防の製品プログラム更新。これもまぁ想定内だったので納得がいった。しかし残りの2つはダメだ。現場設備の保守と会長製作試作機プログラム改修と、どちらもPLCがらみで自分の得意分野と見せかけ、その実これは欠勤社員の尻拭いなのだから。

そもそも件の社員は毎月のように発熱や腹痛で欠勤する。念の為言っておくとこの社員は"彼"であり、私より歳上のいいおっさんである。そして欠勤のタイミングは大体業務の納期当日だ。自分も腰痛などを含め人より丈夫ではないし、過去かなりのサボり癖で学校や部活を休んでいたから気持ちはほんの少し、極々少しだけわかる。何も絶対に休むなというわけではない。ただ結構な頻度で土日にでかけた先のお土産を「お詫び」と称して職場に持ってくる。今のご時世を抜きにしてもこれはダメだろう。平日仕事に穴を開ける位病弱ならば、土日は家に引きこもってゆっくり休養すべきと思ってしまう。
そして今のご時世的に「発熱」で欠勤はかなりまずいのはわかるはずだ。濃厚接触の可能性があれば本人は出社停止でPCR検査だし、万が一陽性ならば少なくとも我が部署は濃厚接触者として全滅である。そこらの危機管理というか想像力がなく、毎回「発熱」を理由に欠勤するのはどうなのか。単に休みたいのならぎっくり腰とかにしてもらいたいのだが…。
もちろんその社員はPCR検査など受けたことも無いし、ほぼ必ず翌日には出社してくる。発熱の場合は「ただの風邪みたい」、腹痛の場合は「何か悪いもんでも食べたかな」という言い訳とともに。毎週毎月発熱とか正直死ぬレベルだし、悪いもんを何度も食うなと思ってしまう。

で、本人が一番の問題なのは明らかなのだが、これを野放しにする会社にもかなりの問題がある。PCR抜きで出社を許すのもありえないし、もっと言えば彼の尻拭いを私にやらせるのは頭がおかしい。
彼とは私が今の会社に入社した時からほぼずっと同じ部署で、3年前までは直接の上司部下の関係だった。当初は(なんとなくの理由は察したが)嘱託社員扱いで、社内唯一のスキル持ちとしてかなりのんびりとプログラムを触っている感じだったのを覚えている。しかし数年が経ち忙しい時に限って体調不良になることに社長がキレて、「部下の不始末は上司の責任。お前がやれ!」と言われたことも一度や二度ではないし、毎回必ず代わりにやった。腹は立ったが一理あるしこれも給料のうちだと思ったからだ。
少し状況が変わりかけたのは4年ほど前、彼が嘱託から正社員に復帰する話が出たときだろうか。正社員になるというのに欠勤を繰り返すことに社長がいつものごとく癇癪を起こし、「このままだと彼をクビにするがどうすんだ!?」と私と、当時の部の長に迫ったことがあった。私はもうほとほと愛想が尽きていたし、一時的とはいえ直接の上司でもなかったので「社長がそう思われるのはわかります。クビは仕方が無いでしょう。」と乗っかってやった。これは社長も想定外だったようで、結局その場はうやむやになった挙句、後日部の長が面倒や責任を引き受けるということで彼は正社員になったのだった。
その後リハビリと称してぬるい仕事と納期で欠勤は少なくなったものの、3年ほど前に社を上げた新規製品設計のさなか、欠勤を繰り返した挙句出社時の様子がおかしくなり、当時直接の上司だった私が社長に報告した。結論は恐ろしいことに「おまえがきつく当たりすぎたせいだから、彼は隣の部署で良い上司の元、のんびり仕事を頑張ってもらう」だった。理由は今だに鳥肌モノだが、彼と縁が切れるチャンスだったので神妙なフリをして見送った。彼がやりかけていた仕事は全部引き受けた。1年位まともに休みが取れない負荷となったが、ソフトウェア設計の仕事はこれ以降すべて私が握ったので、そのことだけは良かった。
ただこれ以降も部署の統合や、業務引き継ぎと称した彼への指導で度々関わりを持たされた。PLCも私がレクチャーしたし、今やってるBLE通信の試作はもともと彼に無理やり引き渡しさせられたものだったが、能力不足で半年放置した挙句自分に帰ってきたものである。この間隣の部署の上司2人(なんと私より格上の課長と部長だ)は彼を非難するだけで一切の責任は取っていない。「部下の不始末」云々はどこにいったのか。
そんなわけで彼の代わりに大体私が仕事を片付ける羽目になるので、彼が元気に出社する時には状況が好転している。つまり放っておけば自分の嫌なことや責任が自動的に回避されるシステム。そりゃ誰でも休むて。特権階級じゃん。

特権階級と言えば、彼と社長は同い年の同期入社である。つまりはそういうことだ。

人は誰しも必ず「腐れ縁」があるだろうし、「血縁」は切っても切れないのもわかる。しかしこの縁についてはいい加減切れてほしい。会社が彼を守るシステムの一部に自分がなっていると思うとやるせない。

Raspberry Pi4サーバーSD死

NASスターデジオ録音用に使っていたRaspberry Pi4のSDが死んだ模様。週末の夜なんとなくアクセスがぎこちなかったが、翌日の録音完了と同時に応答しなくなり、再起動でそのままあの世行きとなった。およそ1.5年なのでまぁこんなもんなのかもしれない。

取り急ぎ余りの16GB MicroSDRaspberry Pi OS Liteを入れ、1時間ほどで元通りになったものの、近々SDカードへのアクセスを減らす手立てを講じないといけないようだ。今回壊れたのは恐らくDDNSの更新を1分ごとにやってログアクセスで酷使したことかなと反省している。いつかロギング先をHDDに変えようと思いつつ、気がつけば1年近くそのままにしてしまった。やっぱり壊れるもんだなぁ…。

なおDDNSは会社から自宅のNASにアクセスしてソースファイルをやりとりしようとしたものだが、しばらくしてリモートワークとなり、さらにGitHubを利用することで完全に無用になってしまった。なので今回の復元ではこちらは入れていない。最低限のセキュリティ対策はしてあるとはいえ、無駄に窓口を開けておく必要はないだろう。

というわけで久々の故障だったが大事に至らず良かった。今年はこのまま何事もありませんように。

Type-Cドック

4K60Hz出力可能なType-CドックがAmazonタイムセールに出ていたので買ってみた。結論から言って大正解の買い物で、Core X Chromaはお役御免になる可能性がある。

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一番下が今回のドックだ。この手のものはこれまでも2つばかり持っていたが、ノートPC用では4K30Hzまでの出力がネックだったり、スマホタブレット用ではアスペクト比の違いがネックだったりと、USBハブ以外にイマイチ使い道が無い有様だった。こいつは有線LANが無い代わりに小型でステレオジャックがあり4K60Hzなのが売り。
で、さっそくXPS13 7390で試して本当に60Hz出力できることを確認した。なんとなしに居間のモバイル4Kモニターに繋いだが便利すぎる。というかこれが本来の4Kモバイルノートの姿だよなぁ…忘れてたわ。USBもCore Xみたいな問題は無いし今のところ弱点が無い。真夏になったら仕事PCを書斎に移そうか迷っていたがこれでいいよ、もう。

さて、4K出力に制限がある古いやつらだが、これらはこれらで使い道ができた。もともとOne Mix 2S用に買ったVAVAシルバーはそのまま2Sに、XPS13で使っていたAnkerはタブレット用にする。
特にタブレット用は今更その有効性に気づいてしまった。スマホがあまりに変態的なアスペクト比だったので盲点だったが、アスペクト比が変えられないのなら合うモニターを使えばよかったのだ。幸い手持ちタブレットであるT1195とDuetはどちらも1920x1200、そしてPC-98用としてWUXGAモニターがある。

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イマイチ写りが悪いし被写体としてもアレだが、実際に組み合わせるとこうなる。スマホゲーが大画面でできるのはもちろんのこと、T1195なら先日整えたPC-98エミュ環境がフルスクリーンで完璧だ。あれ、もしかしてこれにWin95環境入れればぴあキャロ2遊べるんじゃね?

ちなみにアスペクト比がグダグダと思っていたAndroidOSだが、フルスクリーンで動画再生をする時だけはキャスト扱いで正しく拡大される。なんなんこれ?でもまぁこれでChromecast無しにTVで動画が見られる。なんだかんだでいいことずくめの買い物になってしまった。