田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

報告資料作り

今週末に社内で成果報告会があるので2日ほどMS Officeで資料作りを行ったのだが、先日のThunderbolt3がらみのトラブルでなかなかストレスが溜まった。
キーボードが普通に認識しないのもそうだが、TB3ケーブルを挿した直後にビデオカードを正常に認識しなかったり、セカンドモニターの認識が途切れたり、突如一切の表示が消えたりというのが、勢いが乗ってきた頃に高確率で再発する。正直X ChromaやTB3ケーブルの故障も疑っているのだが、おいそれと買い換えして検証する金額でもないので躊躇している。

そんな状況でようやくたたき台が完成したのだが、これのチェックと微修正を行うのに泥タブであるT1195が割と使えたのがちょっと良かった。さすがNEC製というべきかフル機能のMS Officeが使え、こちらの互換性や操作性はオンライン版より使えるレベルと感じた。少なくともWordで表示や印刷が崩れるようなことはなく、PowerPointはアニメーションや埋め込みの表も正常っぽい。とりあえず報告当日に会社PCで挙動がおかしいようなことはないだろう。

ちなみにこの報告会、個人的には大嫌いなイベントだ。”成果の承認によって社員のモチベーションを上げる”という建前なのだが、毎回この時期になると社内が浮き足立ち、本業そっちのけで残業当たり前の状態になる。この時少しでも早く帰ろうものなら、お前暇か、たるんでるんじゃないか、といった圧力をかけられる。承認によって多少上がるモチベーションはこれでチャラだ。
それとこの報告会で優秀成績だった者は半期毎の査定がプラスになるはずなのだが、ここ数年ほぼトップをとり続けている自分は評価最低が続いている。雀の涙の加点なのだろう。で、モチベーションは当然マイナスに振りこむ。割に合わないというやつだ。

これ以外にも社内で色々とあり、月半ば、週半ばにしてなんだか妙に疲れてしまった。有休も少し溜まっているのでGW前後にまとまった休みを取ろうか思案中だ。

VSNotesとMarkdown

デバッグリストやメモなどでVSNotesとMarkdown書式を使い始めた。

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このデバッグリスト(という名のほぼ変更・残件履歴)は社内ルールでプログラム評価毎に必ず出力することになっているものの、我が社は担当者一人でこれらの業務を行っているため、他人の目に触れることはほとんど無かった。存在意義はいわゆる"仕事やってますよ"アピールなだけだ。なので自分が最低限理解できる内容を残す以上の手間はかけてこず、これまで完全に適当なプレーンテキストメモだった。
ただ極希に外注への参考資料として使われたり、こちらからレポートやプレゼンに添付/抜粋することもあり、多少なりともテンプレに沿って見栄えよくしたい気持ちがあった。

それとは別に日付名で書き散らすメモを整理したい思いもあった。その昔Emacs上でhowmというメモツールを数年使っていたのだが、これはメモ間のリンクやタグ付けが強力で便利だった。たEmacsの衰退(失礼)やスマホの隆盛と共に徐々に使わなくなり、最近はどの端末でもとりあえず共有できるプレーンテキストかGoogle Keepで適当にやっていた。
気がつけばtxtと名付けたフォルダの中は数百以上の日付名ファイルであふれかえり、暇を見てはフォルダ分けや削除を行うも追いつかない状況となってしまった。またKeepは過去のメモがすぐ埋もれたり、ヘタにリマインダー設定するとカレンダーに残ったりして、どうも今ひとつしっくりきた使い方ができていなかった。

そんな中これまでなんとなくで使ってきたVSCodeを学び直したのだが、これの拡張でVSNotesが度々紹介されていた。興味を持って調べてみるとMarkdownである程度の見栄えを持ちつつ、タグでファイルを簡単に識別できるとのこと。使わない手は無い。

手始めに今取りかかっている業務のデバッグリストを、過去数件の変更まで遡って簡単にMarkdownで整形してみた。これはドンピシャにハマった。日付とバージョン、変更内容の箇条書き、一部コードの抜粋…すべて迷うこと無く綺麗にまとまり、最新日付の1ページを出力するだけで添付資料として事足りるようになった。
メモの方はさすがにhowmほど柔軟に出来なかったが、それでもタグでファイルのカテゴリー分けは楽になり、見出しの# ○○を検索することでこれまでよりずいぶん見返しが楽になった。

そんなわけでまだまだ結構適当ではあるが、表題の環境に落ち着きつつある。デバッグリストはソースコード添付なのでまだこちらのフォルダには移していないが、近々一人gitからgithubに移行する時に考えることにする。スマホからのアクセスなども今後の課題だが、当面はPC中心で使いながら使い方を工夫していけばいいだろう。

X Chroma経由でUSBキーボードが効かない

 見出しを書いてて自分自身訳がわかっていないのだが、今日久々に自宅でWindows10を使おうとしたところこんな状況になっていた。10日ほど前まで使えていたのは間違いない、というかこれでいままでずっと仕事していたのに。

 

 貴重な日曜の午前中を潰してあれやこれやしてわかったことといえば、X ChromaのUSBポート経由だとダメということだけ。ただキーボードはきちんと認識しデバイスドライバも読み込まれる。ドライバを削除して繋ぎ直すと一瞬復活するのだが、入力が途切れるとそれ以降効かなくなってしまう。キーボード切替器が悪さしているのかと思ったが、XPS13のTB3ポートに直接Type-C変換して挿すと使える。もちろんLinux機では何の問題もない。最終手段としてBIOSをリセットしても無駄だった。

 

 ちなみに3日前の木曜日も変な挙動になった。X Chromaを挿すと内蔵カメラが使えなくなる(認識しなくなる)し、左ではなく右のTB3ポートに挿すと外部モニターのオーディオ出力が使えなくなるなど。とにかくTB3がらみでメタメタだ。真面目に休日仕事をしようとしたらこれだからやってられない。

 

 …ここまで怒りにまかせて書いてみたが、ちょっと冷静になってくるとWindowsアップデートが疑わしい気がしてきた。毎週水曜のアップデートで大体木曜から意味不明のトラブルに見舞われるアレだ。ただRazorのファームアップも最近あったような気もするし、Dellのアップデートもあったような無いような。しかしこれまでの悪行の数々からどうしてもMSを疑ってしまう。うーん…。

 

 そんなわけで今現在キーボードだけ右TB3ポートに挿すという、TB3ドックの良いところを帳消しにする間抜けな処置でかわしている。本当にどうにかならないもんか。

 

Civilization6

 先日Linuxでの動作確認で触って以来、3年ぶりくらいに熱に浮かされてプレイ中。

 

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 上は指導者を765プロ我那覇響で科学勝利したときのスクリーンショット。もちろんバニラでひびきんはいない。指導者Modのおかげだ。まさか今の時代アイマスModがワークショップで簡単に導入できるとは…。

 

 しかし実は難易度一番低め、それも5回くらい敗北を繰り返してやっとの勝利だった。大型アップデートで追加された災害が結構きつく、各指導者やユニットもシビアなバランス調整がされている感じだ。発売直後は王くらいの難易度でも鼻ほじりながら制覇勝利できた気がするのだが、今回あまりに勝てなかったため、初心にかえって市民の不満を取り除くことに専念、それでようやくコツを思い出してきた。自分のレベルの低さにちょっとガックリきたが、どうせオフラインゲーなのだから好きなキャラで無双して楽しむのも悪くないだろう。

 

 個人的に一番楽と思っていた科学勝利だが、実際やってみて実は案外道のりが長いように感じた。というか科学優先でいくと中盤以降は兵器の進化がすさまじくなり、つい制覇勝利に浮気したくなってしまう。まぁこれは765プロ独自のSheriffユニットが強力なのもある。婦警コスのお姫ちんがルネサンス期の他国兵器を蹂躙する姿はなかなかにシュールだった。最初のロケットを打ち上げたあと割とすぐに巨大ロボが生産できるのも浪漫だ。つい意味もなく生産してしまう。

 

 そんなわけで数日夜ふかしが続いていたが、この勝利で今晩はひとまずぐっすり眠れそうだ。来週は少々仕事が詰まっているので土日はゲーム控えめでいくとしよう。

 

Linuxデスクトップ

仕事以外でLinuxデスクトップがどのくらい使えるかやってみた記録。

 

・Chinachu
 以前書いたようにブラウザベースなので当たり前のように動く。プレイリストと関連付けできるので視聴は泥タブより楽。なのだが、しばらく使っていてVLCだとBSチャンネルを見るとやたら落ちることに気づいた。ビットレートが影響しているのだろうか。gnomeビデオなら問題無いのでxspfはしばらくこちらを使うことにしよう。

 

・Steam
 ずいぶん前から楽にインストールできて以降のアップデートも自動。さらにProtonのおかげでWindowsゲームも多く動作する。ちょっと古めのものや軽めインディーズゲーはfullHDなら余裕だったし、コントローラーも普通に使えた。ただOS問わずのリモート機能が強力なので、他に速いゲーミングPCがあるなら無理にスタンドアローンで動かす必要は無いと思う。
 一応ネイティブでLinuxに対応するゲームをいくつかやってみたが、Terrariaは4K解像度に対応していなくてそのままではプレイが厳しかった。他はStardewValleyは完璧、Starboundも良さそう、Civ.6も4K、XGAどちらかしか解像度は選べないが、UIを200%設定すればなんとかという具合。しかしながらランチャーが表示されなかったり、modでBGMが鳴らなかったり、フルスクリーンだと稀にゲームが落ちることなどがあってやや不安定。ただ他のものは概ねデスクトップ側の解像度を変更すればいけそうだ。
 Protonはとりあえず魔物娘と不思議な冒険をプレイしてみて、こちらは完璧に動作した。DrakensangはそのままではWindows10でうまく起動しないが、Protonなら普通に起動できた。ただマウスの右クリックが効かないような気がしている。West Sweetyという中華エロゲーは完璧だったが、痴女メイド2はブラックアウトでプレイできず。独自のゲームエンジンを積んでいなければ結構動作するみたいで驚いた。SSDにも限りがあるし、これ以上重そうなゲームはビデオカードがRX580なので試していない。

  リモートプレイについてはポップアップの日本語が豆腐になるものの、動作自体に大きな支障は無かった。まぁあまり積極的に使う局面も無いが。

 

・GOGとかWindowsレトロゲーム
 GOGの洋物レトロゲーはWineやDOSBoxで大体動く。マイト・アンド・マジックとかは余裕だ。ただPCOTのような翻訳ツールで良いものを見つけられていないので、テキスト少なめのハクスラ系でないと別の意味でプレイが厳しい。
 古めの和製Windowsゲーは前述のDrakensangのように、Windows10よりWineの方が楽に動作するものもある。ただPCパワーが有り余っている現状では、仮想環境でWindowsXPとかWindows98環境を構築した方が確実だ。

 

・DMMブックス
 Winehqでかなりのアプリやゲームが動くのでこれも試してみたが、タイトル表示で固まってしまう。Linuxにこだわるならブラウザしかないが、Kindleと同じように泥タブを使う方が楽だと思う。

 ちなみにブラウザはやや動作もっさりではあるものの、ちゃんと既読の記録くらいは覚えているししおりも挟める。ダウンロードでディスク容量を消費しないメリットもあるので、大画面モニターならそれなりに使える。

 

・Retropie
 インストールスクリプト実行一発ですんなり入る。最近のdebianの数少ない利点かもしれない。もっともレトロゲーはあまりデスクトップPCでは遊ばないが。

 

・mp4エンコ
 FFmpegでだいたい出来る。コマンドラインで一々打つのが面倒ならば、適当なラッパーを入れるかスクリプトを組めばよい。編集ツールも充実しているが、自分はTMpegのライセンスがあるのでそもそもこのPCでエンコする理由が無い。ただやってみただけだ。


MS Office Online
 Office365のライセンスがあれば使えることを思い出してやってみたが、Wordの折返しや行間、PowerPointの配置が微妙にローカル版と異なり、プレビューすら使えない気がする。そもそもMS Officeの問題なのでどうしようもない。

 

Amazonプライムビデオ

 今のところどう頑張ってもHD以上の視聴は出来ないようだ。UA偽装やWineによる他アプリ利用もダメだった。ただBGM代わりに小さい窓で表示させっぱなしならSDでもそれほど困らない。

 しかしAmazonがなぜSD縛りにしているのか意味不明だ。泥タブやマイナーなブラウザも軒並みアウトにされている。そんなに自前の端末を売りたいのか。利用料を上げてもらっても構わないからぜひ対応して欲しい。

 

・Rythmbox

 YoutubeMusicメインなので滅多に使うことは無いのだが、Debianでは少なくともBusterからずっと音量のコントロールがまともに動作しない。主音量をホットキーで変えるケースがほとんどなので実害は無いとはいえ、デフォルトアプリがこれではちょっとカッコ悪い。

 

 以上がここ数日いじった結果。ここまで普通にゲームとかもできてしまうと、つい大容量SSDと速いビデオカードが欲しくなる。仕事が一段落したらこの辺をアップデートして完全なLinux機にしてもいいかもしれない。というか、Civ.6は相変わらず徹夜しそうでヤバかった。

 

リモートワーク on Linux その2

ちょっと中途半端な続き。

 

・STM32CubeIDE
 これまでSW4STM32+CubeMX+ST-Linkだったが、一連の製品設計が終わり互換をそれほど気にしなくてもよい状況になったため、これを機にWindows版と合わせてこちらへ移行した。プロジェクトフォルダはそのままインポートできビルドも通ったので問題無さそうだが、コメントの文字コードがうまく判別できず化けたので、いくつかはvscodeUTF-8に変換してやった。あとはWindowsでファイル名が勝手に大文字小文字変換されるアレの影響で、debian側でいくつかファイル名変更の必要があったり、なぜか不足ヘッダーファイルを要求されたりした。少々気味が悪いがとりあえずその後実害は無いようだ。


 他はWindows10でSW4STM32と同じダークテーマを入れたところ、日本語が所々化けるようになった。とりあえずの処置としてフォントを白源にした。会社のPCは元々白源なので問題が無かったようだ。せっかくなのでdebianも白源で統一する。


 デバッガーはボタンクリックすると吊るしの状態であっさりと動作した。以前のようにOpenOCDの設定やらをゴチャゴチャしてたのが嘘のようだ。うちは基本シリアルデバッグなので必須というわけでは無いが、あればそれなりに時間短縮にはなる。

 

・印刷

 CUPSのインストールだけで使えるっぽいが、とりあえずブラザー謹製ドライバーも入れてみた。普通に両面印刷できる。といっても仕事の資料を紙に印刷はほとんどしないのだが。

 

 

 と、一応ここまででほぼdebianだけで仕事できる環境になった。レイアウトが崩れると困る文書はMS Officeに頼らざるをえないが、それ以外は拍子抜けするほどなんとかなった。デスクトップ分野ではシェア1%未満と言われるLinuxだが、その生い立ちからソフトウェア関連は滅法強いのが実感できた。しばらくはこれで気分良く働こうと思う。

 

出張

 半年ぶりの遠方出張できびだんごの国にいった。

 うちの会社は本来営業マン以外は泊まりがけの遠方出張は無い。基本的にすべて営業と代理店を通してやりとりするからだ。これは転勤が無いことと合わせてうちの採用情報の売り文句になっている。そしてその通り、私以外の社員はほぼ出張経験が無い。にもかかわらず私だけがやたら地方に行かされるのは、前職の実績が大きいのだろう。

 

 以前少し書いたが、昔は制御系ソフトエンジニア、いわゆる制御屋をやっていた。工作機械や検査器と一緒にあちこち出荷されるか、現場の火消しにかり出される職業だ。
 この制御屋は11年ほどやっていた。新卒からずっと同じ会社だから我ながら長続きしたと思う。入社して3年経たないうちにリストラがあり、その後も退職者が続出し5年程度で社員は半分以下になってしまっていた。私が退職する頃にはベトナム人研修生が組み付けするのが主体で、自身も出向と出張で年の半分も会社には顔を出していなかった。クビになるか独立するかでいずれはこの会社とは縁が切れていたと思うが、知識や技術、修羅場を開き直ってくぐり抜ける度胸などは、この会社の仕事で知り合った人々から学んだところが大きいし、今の会社に転職するきっかけにもなった。ちょっと面白い仕事も経験できたし、それなりに感謝はしている。

 

 ただ今回のように現場にかり出される要因となると複雑だ。頼りになると言われれば聞こえは良いが、ネガティブに捉えると便利屋として都合良くかり出されているとなる。またこれもネガティブ思考なのだが、当日の進捗報告と翌日朝の結果報告は厳守、至上命令だ。どうも出張で羽を伸ばしていると勘違いされている節があり、そこらを締めているつもりなのか。

 

 こんなことが何度も続くとリモートワークもそうなのだが、そんなにうらやましい、妬ましいなら自分でやればいいのに、とつい思ってしまう。代わって欲しいなら喜んで代わるし。コンビニ飯だけで、誰が好き好んで車で半日もかけて火消しに行くというのだろうか…。

 

 つい愚痴ばかりになってしまった。ここで前向きな話をしておくと、出張でどれだけ全国各県を巡れるかというチャレンジを密かにしている。九州、山陽、関西、中部、北陸、関東、東北はどこかしらの県に行っている。あとは四国、山陰、北海道だ。もっとストレートに言えば北海道でカニと海鮮丼が食べたいのだが、定年まで10年ちょっと、行ける日は来るのだろうか。